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国・県・基礎自治体関係の縮図

2010年04月12日

今日も一日仕事をしていました。「まこと通信」も目下制作中です。

 

話は変わり・・・

 

福岡県副知事に対して税金を使い約100万円を贈賄した容疑で、添田町の山本文男町長は起訴されています。添田町議会も辞職勧告決議案が可決されているなか、本来ならすぐに町長辞任なのでしょうが、いまだに辞任をしていません。

 

県副知事への官官接待、賄賂、いまだにそんなことをしていたのかという驚きと同時に、添田町の箱モノの多さにそれらを行ってきた意味が見えてくるような気がします。

 

先日、ある行政関係者らと添田町の箱モノツアーを行いました。

 

○しゃくなげ荘

○ホテル和

○観遊舎ひこさん

○歩行用専用温水プール「添田クアハウスハピネス」

○西日本一といわれる音響施設を備えたオークホール(しかし名目上は「公民館」扱いなんですね)

○室内テニス場

○すばらしいナイター設備を備えた「サンスポーツランド」

○展望浴室、映画鑑賞などができる城の形をした「そえだジョイ」

○英彦山神宮まで上るスロープカー(なぜか添田町には他にも、子供用のスロープカー遊具、そえだジョイのスロープカーとスロープカーがとても多いのが特徴です)

 

極めつけはオークホール内にある

Cimg8593

銅像。これは

Cimg8594

「町民有志」が建てたことになっています。

 

人口11600人の町にはありすぎる公共施設です。見学した行政関係者も唖然としていました。

 

しかもどれも多大な維持費がかかるものばかりです。事実、久保田実生添田町議のブログによると、3月補正予算では「オークホール舞台装置等改修事業」として4136万円も計上されています。

 

一般的に維持費は建設費以上にかかります。建設費については過疎債や各種補助金、特別交付税などで措置されますが、改修費関係は補助金が付かないものが多いのが現状です。

 

まだ多くを語るだけの知識を持ち合わせていませんが、まさに日本における国・県・基礎自治体の関係を表した縮図であり、その局地にあるのが添田町のように感じます。

 

その点でも、今回の汚職事件は氷山の一角です。それだけにあの町長は「たったこれだけでなぜ辞職をしなければならないのか」という風な態度なのではないか、と感じます。

 

そして今回の3月議会でも町長辞職勧告決議案や、予算案の修正可決なども1名差で決まってます。3月議会でも久保田さんが町長に対して厳しい追及を行っていたのは何度もテレビで訪英されました。

 

その点でも久保田さんが町議になって本当に良かった、と応援した一人として心から思っています。7月は再び添田町議選が行われます。私も久保田さんの再選に向け、全力でがんばります。

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