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社民党2議席を頂きました 党改革待ったなし!

2010年07月11日

 今日は参議院選挙投票日。投票を済ませ、その後は選挙の残務整理。投票時間が終わった午後8時以降は、ずっとテレビにかじりつき夜中4時過ぎまで起きていました。

 

 福岡選挙区で私が応援した堤かなめさんは17万6千票集めましたが落選。社民党は121議席目を頂き、2議席。改選3議席を1議席落とす結果となりました。選挙のお礼は公職選挙法で禁止されていますが、感謝の言葉を多くの皆様に訴えたい気持ちでいっぱいです。

 

 まず堤かなめさんに関しては国際人権関連の取り組みをNPO法人を自ら設立し行うなど、まさに国政に必要な人材だと強く感じていました。選挙期間中は民主党を前面に押し出す選挙で、多少の戸惑いもありましたが、私も投票日前日までできるだけの応援をさせていただきました。それだけに厳しい結果は残念でなりません。そしてぜひ今後も一緒に活動させて頂きたいし、これまでの経験を政治で活かして頂きたいと思っています。

 

 社民党に関しては、何とか2議席を確保したものの、政権離脱から次のステージへの展望が全く見出せなかったのが最大の敗因ではないでしょうか。私も今回全力で参院選に打ち込んだ身として強く感じるのが、これまでと全く違う票の動き、特に今までのセオリーはもはや全く通用しないということです。

 

 そう、ビラ配りではほとんど有権者には響かない、全く違った投票行動があるという現実を我々は真摯に受け止めるべきです。「〇〇党は組織がない」と冷笑していても、組織力は恐らく日本一の公明党が全く組織のないみんなの党に負ける現実を冷静に分析すべきです。

 

 特に党首をはじめとした党全国連合は、徹底した分析を行い、選挙戦略の練り直しや大胆な人事、組織体制の見直し、新しいウイングへの拡大をしっかり行うべきです。制度疲労著しい社民党の状況を打破する責任が今の党幹部にあるということをしっかり自覚して頂きたいし、私も自分のフィールドで全力で向き合っていきたいと思っています。

 

 社民党は社会民主主義の政党です。福祉型国家が少子高齢化という中で必然的に訪れることが確実の中、この思想もまた必然性をもっていると確信しています。生活者と共に歩む政治を貫き、新しい発想と発進力で事に望めばきっと新しい党の形がつくれるはず。地道に実績を積み上げて・・・、なんて余裕はもはや社民党には残されていません。思いのある人がしっかり見える形で声を上げていくことこそ重要です。

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