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市立病院の今後を事業管理者が語る

2010年10月04日

 今日は夕方からは田川市が主催する市民公開講座「田川の医療を考える夕べ」を聴講するため田川青少年文化ホールへ。第一部講演として「市立病院のこれからの役割」として今年4月から公営企業法全部適用となり、新たに事業管理者となった齋藤貴生先生が「市立病院のこれからの役割」についてお話しをしました。 

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 齋藤先生からは、自治体病院のあり方として「自治体住民の医療を守る」事を使命にすべき、と明言した上で、病院経営における経営力を大幅に高めること、病院機能の高度化・専門化を図ることなどが必要であると述べました。 

 

 またその具体的な方策として、田川医療圏域でがん患者が他地域平均の1.5~2倍も多い「がん死亡率」にしっかり向き合うために、がん・心筋梗塞・脳卒中等三大疾病や周産期・小児医療に対応した市立病院を目指すこと。また経営面で田川市の一般会計から病院会計への過小な繰入金を増やすこと田川市立病院までの交通網の整備を図ること、医療機器を更新すること(4年で6億円、6年で13億円分)などを行ってきたいとのこと。などが述べられました。

 

 最後に

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 今のところ決まっている基本理念を紹介しました。

 

 決算審査特別委員会でも齋藤事業管理者と議論をさせて頂きましたが、田川市立病院を変えようという意欲と行動力を話ながら非常に感じることができました。11月には田川市立病院中期事業計画がお披露目になるとのことですので、それを見つつ、我々議会としても議論し、またできることはないのか考えていきたいと思っています。

 

 また特別講演として九州大学大学院消化器・総合外科教授の前原喜彦先生「最新のがん治療」と題した講演を行いました。

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 九州内でのがん治療の現状を述べながら、ぜひ田川市立病院でもがん治療で連携していきたいなどの講演がありました。

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