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第78回近畿市民派議員学習・交流会 その2

2011年02月03日

 その思い出深い茨木市で、今度は私が議員として講演をするなんて、とても感慨深いものがありました。今回のテーマは議会基本条例の制定と昨年3月議会での増額修正案の全会一致の可決成立についてです。

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 ただ今回は地方議員、特に少数派として議会内で頑張っている無所属市民派議員がほとんどですので、政策の中身よりどうやって可決成立までに至ったのかという政治過程の観点から述べさせてもらいました。

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 まず議会による増額修正については、この修正案が可決するかなり以前から議会の一般質問や総務文教委員会の中での所管事務調査を通じて、少人数学級の必要性について述べていたこと。にも関わらず少人数学級関連予算が上程されなかったこと、そして議員全員の強い意志によるもの、などについて語りました。

 

 また議会基本条例についても、議長への説得と特別委員会の設置、特別委員会での条例案審議と度重なる議論の応酬、そして大学教授の専門的知見の活用や、市民アンケートによる厳しい意見、そして15回にわたる議論で全会一致で誕生した条例案とその議会での全会一致の採決、などについて話をしました。

 

 その後1時間にわたり質疑応答。

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 やはり議会運営でかなり苦労している市民派議員だけあり、鋭い視点からの質問や意見が数多く出ました。

 

 私が強調したのが、議員間の「対話と傾聴」の重要性です。特に私の場合、年代も全く違い、かつ政党としても壁が出来てしまう立場なので、理想を持ちつつ、どう現実の中で少しでも近づけていくべきか、田川市議会の中で特に気にかけている部分です。

 

 ただ増額修正にしても、議会基本条例制定にしても、立場や年代、思想の違いは対話をし、相手の思いをしっかり聴きながら、そこからどう一致点をつくっていくかに腐心した結果だからこそ、成功があったと確信しています。初めから決めつけず、また一方的な主張ばかりを行わず、国会ではありませんが「熟議」の積み重ねこそ、政策実現にはなくてはならない、と今回の経験から学ばせて頂きました。

 

 なお今回は前のブログで紹介した桂睦子茨木市議もスタッフで来ていました。また同じく桂睦子市議の議員インターンの先輩で、隣の高槻市の野々上愛市議も一緒に来ていました。

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 左が野々上さん、右が桂さんです。3名で会うのは久しぶりです(って私、笑いすぎですが(^^;)

 

 終わった後は懇親会。そこに桂さんの長女の波那ちゃんが来てくれました。波那ちゃんは私が大学2年生の時に誕生した子どもで、実は陣痛の時も立ち会ったという経験があります。オシメも変えましたし、子守も何度もしました。

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 そんな波那ちゃんももう9歳。時代を感じます。そして今も私を覚えてくれていて、この日も一緒に遊びました。ただipadの電卓で「3桁の足し算をあてて」など高尚な遊びをしてきて、苦労しました(^^;

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