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田川地区清掃施設組合、監査委員の指摘通り適正入札を実施

2011年04月04日

 今日、田川地区清掃施設組合下田川塵芥処理センター有価物手選別業務等委託の入札が行われ、予定価格500万円、落札価格0円で決まったと報告がありました。

 

 これは私が2年前から約1年かけて監査委員として行政監査を行った結果、この委託業務が約20年近くにわたりほぼ1社のみで「随意契約」を行っていたのを違法と指摘したことで、執行部が是正を行い実施されたものです。

 

 まず田川地区清掃施設組合の監査委員としては、行政監査の結果を受け止め適正な委託契約業務を履行したのはとても良いことだと思っています。今回のことだけではなく、まだまだコンプライアンス(法令遵守)を徹底しなくてはならないところが沢山あります。今回をきっかけに業務全体を見直し、法執行者の一翼である自治体(田川地区清掃施設組合も特別地方公共団体という自治体です)が、コンプライアンスについてより徹底した取り組みを行うことを切に願います。

 

 また結果的ではありますが、年間2700万円の税負担が見事に0円になりました。政治家としてはこの税軽減もまたよかったと思っています。ただゴミ分別委託等はただ安ければ良いというわけではありません。契約内容を聞くとまずは1年契約ということでしたが、複数年契約の設定や、企業活動が継続的に出来るような支援もまた必要だと思います。

 

 2年間監査委員をしましたが、正直ごみ行政はいろんな利権や問題が介在しやすい構造になっているな、と感じました。事実、この下田川塵芥処理センターやし尿処理施設等では汚職で議員や職員が逮捕されています。私自身はごみ処理については、都道府県が、各圏域(田川でいうと筑豊地域)単位で広域化を推進するよう音頭がとれないかと思うのです。この件についても田川地区清掃施設組合は新ごみ処理場建設も抱えているので、充分に議論して、将来にわたりお金のかからない方式を模索してもらいたいと強く願っています。

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