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全国青年自治体議員活動交流会

2012年07月02日

 今日は、社民党青年自治体議員活動交流会に参加するため、1日赤坂から永田町方面にいました。

 

 その前に、福島みずほ党首の事務所へ。

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 党首との対談するユーチューブ録画の収録のためです。後日アップされますので、またここでもご紹介致しますね。

 

 その後、社民党青年自治体議員活動交流会に参加。若者の労働問題について、社会的な状況も踏まえ、放送大学の宮本みち子教授から講義を受けました。

 

 私自身は、特に雇用におけるミスマッチを話しました。特に介護・福祉の現場は全国的に見ても有効求人倍率は高く、早急な労働者の供給が必要な分野です。事実、介護保険は年間7兆2千億円が支出され、ここ15年後にはこの3倍以上に膨らむことは確実です。

 

 また厚生労働省は、今後の「多死社会」になる中で、今後は現在ある病院ベット数を増やさずに、亡くなる場所を高齢者住宅や在宅福祉を活用しながら、自宅で亡くなる方向を示しています。ということは、ますます福祉人材が必要なのです。

 

 しかもこの分野は労働集約型産業であり、労働者なしには稼働することは困難です。しかも資格が基本的には必要にもなります。その上今後ヘルパー2級から新たな資格に変更され、その資格取得のハードルは、これまでよりずっと高くなることはすでに決まっています。悩ましい日々が続くのは必至です。

 

 この点でも、介護・福祉関連の労働市場の誘導を早急に図るためにも、資格取得等に対する手当などをぜひ行うべきだと思います。

 

 また労働環境を企業にだけ求めるのではなく「起業」も大きな選択肢とし、働くというものをより多様化させる仕組みづくりも必要です。起業の場合、まずは立ち上げ時がとても大変です。その為の資金融資の積極的な活用をうながしたり、そこでの金利等の優遇をはかったり、また事務所等の賃貸資金の給付などもできないか、と思うのです

 

 これは地方自治体でも実施可能ですが、労働環境の多様化と政策誘導を確実に行っていく中では、国の役割も求められていくと思います。

  

 

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