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一般質問を市民と議員とつなぐ触媒に

2012年07月06日

 昨日は、京都に行っていました。私の母校である龍谷大学のLORC(ローク)という研究機関が行っている「議会議員プロジェクト」の「質問力研修」の今後などについて話し合いをするためです。

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 議員活動で重要なものの1つに一般質問があります。私も議員に就任以来、一度も欠かさず一般質問を行っています。

 

 しかしこの一般質問、その内容づくりなどから市民と議員が一緒に考え、政策化するプロセスを深められたら、と以前から思っていました。かくゆう私も十分にはできていませんが、6月議会の子育て支援では、子育て中のお父さん・お母さんにお話しを多く聞き、また現地を見ながら問題点を考察し、政策化しながら訴えた経過があります。

 

 今回の場合も一般質問での政策策定過程から市民が積極的に関われ、それに関わった全ての方がネットなどで見て頂き、議会を身近に感じて頂きました。

 

 そもそも議会改革における市民参加は、議会という総意との関わりとなるため、なかなか制限が出たり、歩みが遅かったりする場合があります(これも自戒を込め)。

 

 しかし議員となると自分の動きで決められるのですから、そうではありません。一般質問が市民と議員をつなぐ触媒として有効活用すれば、市民のまちづくりへの参画を議員という立場から進められますし、ぜひ形にしたいと思います。

 

 って、そんなこともできてないんかい、とご批判も受けそうですが、全国津々浦々の議会議員の少なくない数の方は、一般質問を全くしない、または一般質問で聞く必要もないことを話したりするほか、脆弱な知識、市民感覚と外れた訴えをする、とご批判を受けるようなことをしていると言えます。

 

 一般質問を通じ、議員とはなんなのか、という気付きと問いも与えてくれるように思います。私も次回の一般質問でも、多くの方の意見や思いを聞き、また政策を磨きながら臨んでまいります。

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