宮城県の被災地視察

2012年10月13日

　今日は社民党全国青年議員・青年党員合宿交流会で宮城県に来ました。今日は宮城県登米市や気仙沼市を視察しました。

登米市

　登米市では８０００ベクレルを超える稲わらを一時保管する施設を登米市の担当部の方から説明を頂きながら視察しました。

　写真上が稲わらです。ガイガーカウンターでも一気に２倍程度に跳ね上がっていました。福島第一原発から１００キロ以上離れた場所でもこのような問題を抱えていることからも、原発がもたらしたリスクの大きさははかりしてないと感じました。やはり原発はいらないと強く思います。

　つづいて南三陸町へ。ここも津波で壊滅的な被害のあった場所です。

　防災庁舎でも多くの方がお亡くなりになりました。しっかり手を合わせてきました。

　途中よった道の駅の横は元々駅だった場所。伸びた草とさびた鉄路が時間の経過を感じさせます。

　続いて気仙沼市へ。ここも大きな被害を出したところです。

　写真は海面から５００メートル先まで乗り上がってしまった大型船。今もそのままになっており、保存か撤去かで揺れているそうです。

　今回で４回目の被災地入りですが、１年半以上経過した現在も、津波で崩壊し非日常化した街の風景の中で日常生活が営まれているという感じでした。

　まだまだ復興は全然進んでいないのは確かです。遠く九州にいると徐々に忘れらているような危惧もします。今後もしっかり復興支援に向けて私も取り組んでいきたいと思います。

　ちなみにこの日は仙台から東京に降りて、その後２２：５０発の羽田空港発北九州空港行の便で帰りました。かなりの強行軍でした（＋＋）

　しかしこれで夜遅くまで東京にいれるんだなあ、ということもわかったので、基本強行軍な移動が多い私としてはいい経験になりました（＾＾；