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市立病院は市民への説明責任を果たせ

2013年03月18日

 今回の当初予算では、病院企業会計補助金が議論されました。来年度予算からあらたに原価方式による補助金計算をおこなうことを執行部は提案しました。

 もちろん国も不採算部門の補填のために地方交付税で措置することになっており、来年度は6億1721万円が予算化されています。しかし、今回の原価方式採用によって3億1581万8千円が一般会計から持ち出しになっています。

 この原価方式、簡単に言えば赤字が増えれば、自動的に市からの補助金額は増えていく仕組みとなっています。逆を言えば黒字となれば減ることになります(ただし簡単にはそうならない仕組みになっていますが)。

 よって市民の税金、特に一般会計持ち出し分を減らすためにも、市立病院側の経営改善に向けた取り組みをどうするのかを広く市民に伝える義務があります。しかしその点は充分な説明がないままでした。

 やはり一般会計から3億円もの持ち出しをしているのは、財政的には非常に厳しいと言わざるを得ません。今後もこの点は深く分析していく予定です。



 

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