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改めて政治家として

2013年05月23日

 政治家として7年目を迎えています。といってもまだ32歳。市役所では相変わらず若造扱いですが、愚直にがんばっているつもりです。

 若手政治家にとっては、政治をするのは人生そのものだったりします。もちろん私物化する意味で述べているわけではないのですが、50代や60代といった一つの仕事を務められた後に政治家になる、というパターンではない私は、政治家としての生き様をいかに過ごすかを、とても神経を使い考えています。

 特に私は30年経っても62歳。「30年前おまえは政治家としてなにやってたんだ!」と充分ご批判を頂いてもおかしくない年齢です。またそれは、30年先も責任を持てる世代と言うことでもあります。これこそ若手政治家の強みだと感じています。

 なので政策としては、私の信じるところを、そして常に鋭角に臨んできました。だからこそ自らの政治的行動には後ろ指を指されるようなことはすまい、と思って丸6年生活してきました。鋭角であるものは、自らの「土台」が健全でなければ、なんら説得力がないからであり、私自身、政治家として最も行ってはならない事だと思っています。

 ただ政治の世界とはまさに人間の生き様を映す鏡のようなもの。企業や自治会の中にも大なり小なりあるような権力抗争や腹の探り合い、離合集散にのまれてしまうこともしばしばです。

 しかし田川の政治は別に20名の議員が自由に差配していいものではなく、5万市民に常に寄り添う姿勢を忘れず、その行動は市民のためになっているのかを常に考え、行動していかなくてはなりません。そのことがないと、矮小化し表層的で欺瞞に満ちた議論や結論が出てしまい、それは市民にとって不幸となるだけだと思います。

 「そんなにまじめに考えなくても」「みんなそこまで思っていない」と言われることもあります。ただ、市民の税金を頂いて活動し、しかも4年しか任期のない立場からしたら、変な行動は市民の皆様に申し訳ないと心から思いますし、4年間の貴重な時間を無駄にしたような気分にもなります。

 人生で忘れることの出来ないだろうという悔しい出来事もありました。と同時に、政治家でよかった、と思う出来事も沢山経験しました。

 改めて原点に返り、私がなぜに政治家を志し、今議員として活動させて頂いているのかをしっかり考え、行動していきたいと思います。

 今日は雑談(というか、愚痴?)めいたブログとなりました(^^;

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