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山口はるな可視化作戦&市営住宅100ヶ月滞納

2008年03月05日

今日は山口はるな衆院予定候補の「朝立ち」に参加するため香春町へ。朝7時から行いました。

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こんなことをしていると、

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私の選挙の「朝立ち」を思い出します。「山口はるな可視化作戦」まだまだ続きます。

 

おかげで昼過ぎたら急に睡魔に襲われソファでダウン。これも選挙の挨拶回りのとき、車で「10分寝る!」と言って寝ていた頃を思い出しました(^^;

 

また今日もインターンの今村君と共に市民要望の対応をしたり、資料分析を手伝ってもらったりしてもらいました。私の立派なスタッフとして頑張ってくれています(^^)

 

話は変わり・・・

 

この記事を見て「いままでしてなかったんだ」という感じです。以下は引用です。

 

福智町:水道料滞納に給水停止 4月から「3カ月以上」対象に /福岡

 福智町は4月から、水道料金の長期滞納者を対象として、納付の督促に応じない場合は給水を停止する措置を始める。水道料金滞納額が近隣市町村の数倍にあたる2億5300万円(06年度決算)に上り、深刻な財政難に見舞われているため。

 町水道課は「議会、町民から公平な負担を守れという声が上がり、滞納整理を進めないと健全経営できないと判断した」としている。

 給水停止は3カ月以上の滞納者が対象。納付を求める督促・催告に応じなければ、4カ月目に給水停止予告書を出し、さらに停止通知の発送後10日で給水を停止(閉栓)する。一度閉栓すれば、滞納全額を納付しない限り原則として開栓しない方針。周知期間を経て7月以降、実際に閉栓作業に入る。

 町の水道事業は06年度、一般会計から約2000万円を繰り入れて黒字化したが、事実上約1200万円の赤字。3カ月以上料金を滞納している給水停止措置の対象世帯は、概算で約1000世帯ある。10年近くにわたり数十万円を滞納している世帯もあるという。

 隣接の田川市などでも10年以上前から給水停止措置をとっているが、同市の場合、滞納額は2520万円(06年度末現在)と福智町の10分の1以下。給水停止にいたるケースも月間10件ほどあるが、水道料を滞納したまま住居を無断退去するケースが大半という。【林田雅浩】(毎日新聞)

 

2万7000人の町に、水道の滞納額だけで2億5300万円とは、かなりの金額です。閉栓の実施により逃げて踏み倒したりするパターンが増えるかもしれないので、この滞納額に対する不納欠損はこれから増えてくる可能性も高いでしょう。

 

しかしこの滞納対策はどの市町村にとっても大きな悩みです。田川市だけでも市税や市営住宅の滞納などは全体で約26億円にものぼります。

 

もちろん場合によっては払えない場合もあるでしょうが、例えば100ヶ月も市営住宅の家賃を滞納して、ようやく訴訟しているというのは到底納得できません。

 

担当からしたらきちんと対応していた、許したわけではない、といいたいでしょうが、この部分は100ヶ月以上滞納した、という結果が全てです。

 

この件について昨年の決算審査特別委員会で執行部は以下のように言及しています。

 

「市としては、最終的に5カ月の滞納を目安に明け渡し請求をするなどの目標をもって取り組んでいる」(昨年第5回定例議会決算審査特別委員長報告を参照)。

 

今後それらがしっかり果たされているのか、チェックしていかなくてはなりません。

 

収納対策としては、例えば

 

  • 田川市の収納対策室に人・モノ・お金を集中させる(とはいっても税務課などとの仕事の仕分けや協議は充分にしないといけませんが)
  • 現在行われていない、市税・利用料などの滞納実績を個人単位で完全一元化し、種別による収納から、個人単位の収納を図る
  • 市独自で無理なら、広域連合組織として静岡県地方税滞納整理機構のように滞納に関する広域対応組織の設立を図る
  • 収納専門の嘱託職員を雇う
  • 訴訟を増やす

 

などがあげられます。特にどの市町村でもマンパワーが限界に達しているので、訴訟案件の割合を増やすのは喫緊に必要です。

  

続いて我が田川市の予算についての記事を引用します。

 

田川市:新年度予算 基金11億円取り崩し 4%減の緊縮型 /福岡

田川市は21日、08年度当初予算案を発表した。一般会計は総額241億5840万円で、昨年の市長選後の補正を加えた07年度予算と比較すると、実質4・3%減の緊縮型。経常経費の圧迫と歳入減から、めぼしい新規事業がないにもかかわらず、積み立て基金11億2000万円を取り崩さざるを得ない“赤字予算”となった。

 昨年6月補正後の総額は252億3600万円で、08年度当初案は10億7760万円の減。歳入面では、構成比20・4%の市税が前年度比1%増と伸び悩み、構成比計50・1%の地方交付税と国庫支出金が同5・2%減と抑制されたのが響いた。

 歳出面では、構成比45・5%を占める民生費が前年度比2・4%増と相変わらずの圧迫要因となった。生活保護費が40億8400万円と前年度並みに上るほか、後期高齢者医療制度の発足に伴う負担増が主な理由。新年度は職員11人が退職予定で退職手当が2億7200万円とここ数年でピークに達することも支出増につながった。

 一方、構成比15・5%で2位の公債費は前年度比2・8%減ながら37億円を計上、市債残高は08年度末に同20億円減の約283億円まで減る見込み。これは市民1人当たり約55万円の借金にあたる。

 また、歳入不足を穴埋めする基金の取り崩し可能額は08年度末で約7億円となる。

 伊藤信勝市長は「税収が伸びる材料がなく、基金なしではお手上げ。新年度は最低限必要な予算を厳しく選択したが、さらに財政建て直しが必要な状態だ」と話している。【林田雅浩】(毎日新聞)

 

やはり新聞記事、とても分かりやすい内容になっています。記事の通り新しい事業があるわけでもないのに、11億円もの基金を崩さないと予算が組めない状況は、かなり厳しいといわざるを得ません。

 

この実態について、市民に分かりやすい予算書を作成するとか、決算書を作成するとかも今後必要ではないかと思います。我々プロとして働いている議員ですら、予算書を見るのが一苦労なのですからね。また市民との協働を進める上でも、情報を分かりやすく公開することは非常に重要なんです。

 

しかし他の委員会所管の予算書も見たのですが、補正予算・当初予算ともに正直どうかな??と思う内容も何個かありました。またここでも述べていきたいと思っています。

 

明日もいろんなところでバタバタします。

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