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田川市役所にも埋蔵金が!?

2008年03月04日

今日は本来だと山口はるな衆院予定候補古賀靖典次期県議選予定候補と挨拶回りでしたが、朝から強い雨。寒い時期でもあり、2人とも風邪をひいてはまずいということで中止となりました。

 

ということで今日は一般質問に向けた資料集め&分析を行いました。なかなか時間のかかる仕事です。

 

基本的に一般質問の原稿を1つ書くのに10ぐらいの資料を集めます。1つの原稿に関連性がある資料は結局それぐらいになってしまいます。

 

一般質問をいかに論理的に整理されたものにしていくか、説得力のある文章に仕上げるか、その後の政策形成にも意味のあるものにしていくか、などを考えると資料集めは非常に重要です。よって資料集め&分析が完了したら7~8割は終了です。

 

毎回反省する点は一つはある一般質問なので、今回ぐらいはしっかりした内容にしたいと思っています。

 

話は変わり・・・

 

先日の田川市の基金(貯金)が全体では118億4996万円あると述べ、しかしその後「自由に使える財政調整基金は10億5907万円しかありません。」と付け加えています。

 

ではその差107億9089万円はなに?ということになりますが、それは使う対象が決まっている基金を指します。

 

細かく分けたら益金運用基金など違いはありますが、とりあえず使途が決まっている基金について以下書きます。

 

  1. 市立病院改築基金6592万8000円)
  2. 廃棄物処理施設基金7億2082万5000円)
  3. 育英事業基金6889万9000円)
  4. 職員退職基金0円)
  5. 炭鉱住宅改良基金6億4402万6000円)
  6. 公共施設整備基金1億5749万9000円)
  7. 公共施設管理基金1億404万7000円)
  8. 減債基金(1億582万3000円)
  9. 下水道施設整備基金3億2181万1000円)
  10. ふるさと人づくり基金(7682万5000円)
  11. 高齢者等保健福祉基金(4億1649万7000円)
  12. 文化振興基金(5億340万3000円
  13. ふるさとの水と土保全基金(2119万円)
  14. 特定農業施設管理基金(69億1130万8000円)
  15. 国民健康保険基金(4億2020万5000円)
  16. 休日救急医療基金(5064万3000円)
  17. 三線沿線基金(2億195万9000円)

 

どうしたらみやすくなるか試行錯誤した結果、こんな感じにしました(^^;かなりいろいろあるでしょ?具体的にどんな使途で使われるのか??という中途半端な名前の基金もありますが、どれも一応の使途基準は明確にあります。

  

この中で極端に多い基金をもっているのは「特定農業施設管理基金」の69億円。この基金は主に農業用水などの水門の維持・整備にかかるための費用となっています。この基金、利子だけでも年間9174万6000円がついています。

 

しかしこの基金は条例条あくまでも農業施設に関することのみを対象としており、財政調整のためには使用できないことになっています。しかしその財政調整基金は先日ここで書いたとおり10億5907万2000円となっており、特定農業施設管理基金との差は歴然です。

 

国の「埋蔵金」騒動とはちょっと内容は違いますが、執行部や議会にとってこの基金は、本当に財政が悪くなったときのための「虎の子」のように見ている雰囲気は一部にあります。

 

しかしこれがあるから財政はOKであるという意味ではありません。今年だけでも6億6298万6000円の基金を使用していますし、来年度も予算では基金を10億円以上取り崩す予定になっています。

 

またもしこの基金を崩す手続きをするとなると、議会の議決が必要でしょうから、その中でかなり紛糾すると思います。しかし財政課は平成22年度には赤字になると予想しているのですから、この状況ではもしかしたらこの基金の取り崩しも長い先の話ではないかもしれません。

 

しかし相変わらずですが、額が大きすぎて麻痺してしまいます。。。。

 

明日も朝からバタバタします。。。

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