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会派視察1日目 吉備中央町へ

2008年07月30日

昨日・今日で社民党田川市議会議員団3名(香月隆一市議、石松和幸市議、私)で岡山県吉備中央町と大阪府茨木市に会派視察を行いました。今回は会派視察と言っても私費視察になります。

 

1日目は岡山県吉備中央町へ。人口は13000人の過疎の町で、平成の大合併で2町が合併してできた町です。町内に岡山県の肝いりで始めた「吉備高原都市」という人工都市を町内に抱えています。

 

途中吉備中央町にある道の駅へ

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写真ではよくつかめないと思いますが、かなりの数の農作物が売られていました。

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ナスも7本入って80円でした(^^;

 

吉備中央町では、たとえば50㎡以上の住居を建設し、かつ定住の意志を持った若者に対し、固定資産税分(最大年間10万円)の補助金を5年間交付するなどの施策を行っています。また就業人口の3割近くが農業者であることから「農業立町」を目指した取り組みなども行っています。

 

しかし2町の合併も、そもそも郡が違っていたり、農協組織も違っていたり、極めつけは衆院選挙区が違っていたりしていた地域が合併したため、まだまだ地域の一体的な政策推進が難しいのが現状のようです。

 

また定住施策にしても、仮に5年間で50万円をやったとしても、それがあるから吉備中央町で住もうという形にはなっていないというのが実態との説明も受けました。単発的な資金提供だけではなく、子育て施策全般について充実していくことが求められます。

 

吉備高原都市も、当時は3万人の町を作る構想だったのことですが、現在は3000人程度しか居住していないといっていました。しかし、土地の造成、学校、公共施設などは3万人を想定して計画するので、かなりのギャップがあるみたいです。実際、視察が終わった後、3名で見に行きましたが、森の中に突如として町が現れている感じでした。しかも吉備高原都市の雰囲気とその他の吉備中央町の雰囲気があまりにもギャップがあり、実際のところ3つの町が内包しているような感じも受けました。

最後に

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議場も見学。今はやりの質問は執行部と対面式の議場になっています。傍聴席とのガラスに関しては、別に過去に事件があったわけでなかったみたいで、なかったほうが良かったかも、と担当者も言っていました。

 

そして1日目の視察は終了。この日は大阪に泊まるため、新幹線で大阪に向かいました。

 

夜は

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道頓堀でお好み焼きを食べながら、議員団としての今後の取り組みをワイワイ話しました(^^)

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