会派視察２日目　大阪府茨木市

2008年07月31日

２日目は、大阪府茨木市へ行きました。以前のブログでも紹介したのですが、私が大学１回生のとき、議員インターンシップに行った先が茨木市議の桂睦子さんのところでした。その場所に今度は議員という立場で足を運ぶのは、とても感慨深いものを感じます。

茨木市は大阪府の北部に位置している市で、現在地方交付税などを受けない不交付団体になっています。財政力指数も１．００。財政状況がかなりいいことが数字でも分かります。

ここでは

茨木市都市計画マスタープランおよび、市営住宅の状況について学びました。

都市計画マスタープランについては、市民公募（約５０名）を募り「市民まちづくり会議」を組織。また市民まちづくり会議の代表者と学識経験者で構成する「都市計画マスタープラン策定委員会」で具体的な議論も行ったとのこと。しかも一連の策定には３年間かけ、その間じっくり市民と対話を深めながら策定していったことを具体的に担当課長の方からお聞きしました。また担当課長からは何度も「市民との協働」という言葉が出てきました。

私にとっては市民との協働を事業課が率先して言うこと自体とても意外でしたが、そもそも都市計画法の趣旨や法律の中には住民との密接な連携が求められているとのことで（勉強不足でした・・・）、というよりそもそも都市計画は市民生活に密接に関係するのだから、市民との協働を行うのはごく自然な流れ、という趣旨の説明には脱帽でした。

変えようという意識や新しい取り組みを率先して行おうという土壌のある役所の雰囲気は、なにか肌で感じるものがあります。茨木市の都市計画マスタープランの説明を担当課長から受けている間中、その雰囲気がかなり感じることができました。このことは今後も勉強を深めて、田川市の施策に生かしていきたいと思っています。

つづいて市営住宅の状況について説明を受けました。ここでも家賃の滞納などの問題があるみたいで、１ヶ月以上滞納した時点で督促状を送付したり、１２ヶ月以上で退去勧告や裁判を行ったりしているとのことでした。

最後に、

議場を見学。ここも対面式の議場になっています。私がインターンで行っていたときはまだなっていませんでしたね。また最初の写真を撮影している場所はこども連れの方や障がいのある方用の傍聴席で、ガラス張りで傍聴席の声が聞こえない仕組みになっています。子供が泣いたりしても安心ということです。これも桂さんが声を上げて実現したものです。

で２日目の視察は終了しました。

その後、半日京都見学をしました。京都は私が４年間住んだ場所ですので、いろいろ案内をしましたよ。