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給付金という欺瞞

2008年11月07日

今日も

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「まこと通信」の配布作業。また知り合いから

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野菜もいただきました(^^)

 

話は変わり・・・

 

昔、田舎では「1票1万円」と言われていた時代がありました。それはもう公然に、有権者も当たり前のように受け取っていました。

 

しかしそんなことをして当選した議員が、その有権者からもらった税金を1万円なんかゆうに超える金額を食い物にしていることを有権者は知らないのです。

 

今回政府・与党が検討している一人当たり12000円の給付金。これと前述の話はとても似ていると感じる今日この頃です。

 

事実、給付の方法や所得制限等に関して与党内でも全く一致していない状況で、年度内を優先するあまり、高額所得者に関しては「自主的な辞退を」とも言っている。中には「申請方式で申請しない人にはやらない」と言っているが、申請に行くことも書くこともできない高齢者や障がいを持った方々はどうするのかも未知数。所得に関してはいつの時点の所得にするのか、所得といっても減価償却された所得かそうではないのか。所得証明は提出が義務付けられるのか、などなどあげればキリがありません。ようは効果の問題ではなく、給付金を支給することそのものが目的となっているのです。

 

こんな欺瞞に、税務職員の人件費などいろんなコストをかけてかき集めた2兆円を使われるのかと、やりきれいない思いでいっぱいです。

 

かつて地域振興券が発行された際、地域振興券以外の所得を抑制してしまい、大きな成果は上がらなかったという意見もあります(詳しくはウィキペギアで)。今回の場合は現金を渡すでしょうから、貯蓄に回す場合はますます高まるのは必至です。経済効果としてかなり怪しいとしか言えません。

 

あぁ、2兆円あったらなにができるんだろ。妊産婦検診&出産費用は必ず無料化できるな。介護関係もかなり充実するはず。30人学級の実現も可能だろうし。

 

やっぱり政権交代しか日本は変わらない。いまこそ政権を担う政党を「CHANGE」するときです。

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