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佐々木まこと後援会「大人の社会科見学」開催

2008年11月28日

先日北海道に行き、北海道2区の本田ゆみ衆院予定候補を応援しましたが、先日福島みずほ党首が北海道入りしたみたいです。

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雪の中、大変な活動でしょうが、福岡から応援しています!

 

話は変わり・・・

 

今日は佐々木まこと後援会役員・世話人ら16名で、田川地域の公共施設の見学会「大人の社会科見学」を開催しました。これは、公共施設などを見学し、様々な問題について直に触れることで、地域問題をより深く考えてみようということで始めたもので、今回が初めての試みです。

 

今回はいわゆる「迷惑施設」と言われている、ゴミ処理施設・し尿処理施設を見学し、廃棄物行政について考えようということで、川崎町にあるごみ焼却施設、田川市・川崎町清掃センターと、田川市猪位金地区にあるし尿処理施設、乙女環境センターを見学しました。

 

まずは清掃センターへ。ここは田川市と川崎町のあわせて約71000人のゴミを焼却している施設です。昭和61年に竣工しており、本格稼動からすでに22年以上が経過しています。

 

そのため、痛みが激しい状況が続き、今回も煙突を1億6千万円で立て直すことになっています。

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ここはパッカー車から出されたゴミを集めるゴミピットというところ。深さは10メートルあり、最大400トンのゴミが収容できるとのことです。これをクレーンで持ち上げ、焼却炉に運びます。

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真剣に話を聞く私。左は大間後援会長です。

 

見学担当者はしきりに「分別をしっかり行ってほしい」とおっしゃっていました。現在このゴミ処理場では、焼却ゴミにある金属は灰と混ざり、最終処分場で埋め立てをされているが現状です。

 

例えば空き缶などもしっかり分別されていれば資源として再利用されますが、可燃物に入れれば、最終処分場で埋まってしまうことになります。

  

また今から鍋の季節になるので、カセットコンロのガスボンベについてもぜひガスを抜いて可燃物には入れないようにしてほしいとおっしゃっていました。焼却炉で爆発し、よく耐火煉瓦を破損させる原因にもなっているとのことですし、過去に担当者が焼却炉を除いた瞬間に爆発した事例もあったとのことでした(その際は顔面などに防御用のお面をつけていたので難を逃れたとのことでした)。

 

その後

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最終処分場を見学しました。もうほぼ満杯の状況です。この最終処分場をどこにするのかも、まだ決まっていない状況です。

 

次に、乙女環境センターへ。

 

田川市と川崎町の場合、下水道がないためまだ簡易水洗やいわゆる「ぽっとん便所」、合併浄化槽が多数あるため、それらの汚泥やし尿をここで処理します。

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ここでは臭気対策がいろんなところでとられているのが印象的でした。

 

また

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見ての通り左奥から処理した過程が液体や固体ででていますが、最終的なほう流水は水道水となんら違いがないぐらい無色透明でした。

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私も担当者にいろいろ質問しました。

 

この2つの施設に関しては、運営母体を一部事務組合(市町村の連合体)が行っています。構成自治体は、田川市・川崎町・糸田町・福智町です。ちなみに香春町・大任町・添田町・赤村でもう一つのゴミ処理関係の一部事務組合を作ってます。

 

この一部事務組合も特別地方公共団体という仕組みで、簡単に言えば自治体と同じような仕組みがあります。よって組合議会というものも存在し、それは構成自治体の議員から選出されます。そして私はその組合議会の議員(田川地区清掃施設組合議会議員)となっているのです。

 

そのため私自身も、改めて廃棄物行政の難しさなどを考えさせられました。

 

また今回の参加者の方々は「とても勉強になった」「いろんなことを考えさせられた」ととてもよい感想ばかりでした。これからも定期的に施設見学等を行い、いろんなことを考えるきっかけをつくっていきたいと思っています。

 

また両施設とも施設職員の方々がとても親切に対応していただきました。本当にありがとうございました。

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