カルタ大会＆山本作兵衛展

2008年12月07日

今日は田川市子どもカルタ大会に来賓参加。

全体で５３０名もの児童・生徒が参加する大きなカルタ大会で、通称「犬棒カルタ」と言われるカルタで試合が行われます。

しかしとにかく読むのが早い！しかし子どもらは

かなり手早くカルタを取っていました。

その後は

田川市美術館へ。「山本作兵衛の世界」展を見るためで、今回は後半部分を見に行きました。ちなみに今日が最終日です。

絵と言っても

このように坑内の様子や炭坑に関連する人々の生活などを、絵と説明文で残しています。

２回の展覧会で全ての絵を見ましたが、絵も現実そのままを書き、また説明文も部品ひとつから、炭坑に関係する様々な出来事を非常に細かく書いています。このように絵と説明文で炭坑について書き綴ったものは他の国内炭坑には見られないとのことで、非常に貴重な資料です。

田川市は「炭坑の町」といわれていますが、私自身、炭坑に関してはまったく知らない世代です。かろうじて炭坑長屋が立ち並び、共同浴場に入ったことを記憶しているぐらいです。

山本作兵衛氏がこの絵を描き始めたのも、炭坑の歴史を我々炭坑を知らない世代に知ってもらいたいという思いでこの絵を書きはじめたそうです。今、その思いの通り、多くの人に炭坑の歴史を知り、考えさせるきっかけをこの絵は作ってくれています。

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