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一般質問でも多額の税金が&太平洋戦争開戦の日に

2008年12月08日

一般質問の原稿作成に夜中まで取り組んでいます。最初の質問や、再質問以降の想定問答、集めた資料の読みこなし、などなど、毎回かなりの時間を使います。

 

また毎回一般質問に立つたびに、私の発言のためにとても多額の税金が使われているのだな、というのを感じながら登壇しています。

 

というのも一般質問は部長・課長・職員など総勢30名近くを議会に拘束させて行います。市議会議員の人件費も入れると、1時間に相当な人件費=税金を私の一般質問に使うことになるのです。もっと言えば、事前の執行部原稿作成も入れるともっと人件費を使っています。

 

なので、個人的には一般質問の時間を表す電光掲示板があるように、本会議開会中に、議場にいる職員・議員の人件費総額を1分単位で足していく電光掲示板もあれば、もっと緊張感のある議会になるのでは、と勝手に思っています。

 

と言っても、その電光掲示板を置くだけでもコストなので(笑)、今度時間があるときに人件費合計をまじめに計算しようと思っています。

 

議会費だけでも、年間1億8769万円もの税金が支出されています。議会制民主主義をなんでもかんでもお金で見るのは好ましくないのですが、こういったコスト意識をもつ努力は惜しまないようにしなければならないと思っています。

 

話は変わり・・・

 

今日は太平洋戦争開戦の日です。社民党は全国一斉行動日となっており、田川総支部としても連携団体である平和憲法をいかす会主催で、「平和をかんがえる日の集い」を開催しました。

 

予想を大きく超える方々に来ていただきました。まずは鞍手郡小竹町にある「兵士・庶民の戦争資料館」を運営している

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武富智子さんの資料館への思いを講演していただきました。

 

また資料館に展示してある

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戦争に関係する様々な物が展示されました。この資料館は展示物は原則触ってOKになっています。肌で触り、重さを実感していただいて、戦争について感じ取ってほしいという、お亡くなりになった大塚さんのご主人の方針とのことです。

 

次に川崎町在住の元教師、大塚郁子さんによる満州引き上げの体験記を語っていただきました。

 

特に大塚さんの場合、両親と本人・妹の4人で満州暮らしだったのが、昭和20年7月末に突然避難命令が出され、途中飢えや暑さ、病気などで母親が亡くなり、妹も生き別れ、今も妹は中国にいるのではないかと探し続けているとのことでした。その途中の出来事はあまりにも壮絶でした。お二人とも、私よりかなり若い時期に戦争を経験していますが、脳裏にしっかり焼きついて、はっきりとした記憶をもとに語っていました。

 

ちなみに私の祖母も、朝鮮半島からの引揚者です。その当時の引き上げの話を聞いていても、よく死なずに帰れたな、と思うぐらい壮絶な引揚をしています。その話は小学校のときに聞いたのですが、その祖母が亡くなっていたなら今の私はないんだなと考えると、一気に戦争と自分がつながった感覚になったのを覚えています。

 

この戦争を引き押したのも、紛れもなく政治です。政治という世界の一員として、これからも愚直に、能動的に憲法を活かす政治の実現に向けてがんばっていきたいと改めて感じた講演会でした。

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