野党の「強行採決」＆桂睦子茨木市議

2008年12月18日

今日、社民・民主・国民新党が共同提出した緊急雇用対策関連４法案が参議院の厚生労働委員会で可決しました。（法案の説明は社民党のHPに掲載していますのでご参照下さい）

与党であるはずの自民党・公明党が「強行採決だ！」と詰めより、野党が採決するというねじれ国会ならではの光景になったみたいです。以下は引用です。

雇用法案：参院厚労委で可決　野党が提出、与党は反発

　参院厚生労働委員会は１８日、民主、社民、国民新の野党３党が共同提出した雇用対策関連法案を、委員を出していない国民新を除く民主、社民の賛成で可決した。共産が採決に反対し、与党委員が岩本司委員長（民主）に詰め寄る中、野党が強行突破を図る「ねじれ国会」ならではの特異な光景となった。反発した与党は西岡武夫参院議院運営委員長（同）と岩本氏の解任決議案を参院に提出した。

　◇与党、岩本委員長の解任決議案を提出

　法案は１９日の参院本会議で可決され、衆院に送付される。ただ、与党は衆院では時間切れによる廃案に追い込む構えだ。

　野党３党は１５日に法案を参院に提出。１８日の審議には与野党とも合意する一方、与党は採決には反対していた。しかし、岩本氏が職権で採決を決め、趣旨説明、審議、採決を１日で行う異例のスピード採決に持ち込んだ。

　法案は（１）採用内定の取り消し規制（２）２カ月以上勤務した派遣労働者を雇用調整助成金の対象とする（３）解雇された派遣労働者に住宅を貸与し、生活支援金を支給する－－などが柱だが、政府・与党の対策と重なる点も多い。【堀井恵里子】

（引用終了）

私が気になるのは、最後の赤字で示した部分。だったら国会内で与野党が協議し、与党も賛成する形で法案成立を図られなかったのか、と思います。

この件に関しては福島みずほ社民党党首もブログに意見をしています。

１２月１７日（水）

　明日は、参議院の厚生労働委員会の定例日。

社民党、民主党、国民新党が提出をした雇用についての４法案を審議し、今国会で、衆議院でも可決をしたいと必死で動いている最中。

今回の法案は、ほとんど与党も賛成をしている内容。

与党も何とか賛成をして欲しい。

今、必要なことは、雇用のために、法律を成立をさせること。

しかし「強行採決」をしてしまった今では、法案成立はほぼ不可能です。野党の結束は高まったと思います。しかし、これで本当に緊急性が求められる失業者のためになるのか、と言えば疑問に思います。

国会内の詳しい動きは分からないので、雑ぱくにしか述べられませんが、党首が述べているように「法案を成立をさせること」を最優先にすべきではなかったのか。多くの国民がもつであろう疑問に、野党は丁寧に答える義務があります。

また今後自民党・公明党が強行採決をしても文句が言えなくなったということ。このリスクも結構大きいと私は思うのですが、その点は社民党の国会議員の方々はどう思っているのでしょうか？？

話は変わり･･･

私は京都での学生時代、桂睦子さんという方のインターン生として活動しました。その方は大阪府・茨木市議。１年生のときに市議選を手伝い、またいろんな活動に参加させていただきました。

その後茨木市長選に急遽立候補を決意した際は、私自身卒業間近だったのですが、事務局担当として、事務所の立ち上げから応援体制の整備、ビラ配布など選挙全般を運営しました。

そのときはまだ２２歳。よくもまあそんな私に選挙の大事な部分を任せたもんだ、と思います。そして多くが２０代スタッフで固められた市長選も恐らくこれから長い政治生活の中でも見ることはないだろうと思います。

もちろん他にも様々な立場、年齢の方々が入り乱れ、地方議員も総勢５０名以上が応援に入り、地方の市長選では異例とも言える夕方のニュース番組での特集まで組まれました。このときマスコミ対策もずっとしていたのですが、選挙におけるマスコミ対策の大切さをこのときに身にしみて感じることができました。

結果は３００００対２４０００という結果で敗退しましたが、その後桂さんは市議選にカムバックし、ダントツトップ当選。現在は市議会三役に当たる監査委員として活躍しています。

ちなみに

私の選挙の最終日にわざわざ応援に駆けつけてくれました。

その桂さんが、来年１月に４度目の市議選に挑む予定です。今回桂さんはいわゆるコテコテの選挙は行わず（まあこれは桂さんは毎回していませんけどね（＾＾；）、できうる限り市民との対話を重視した選挙戦を行う予定にしているとのことでした。

このことも含め、桂さんの議員としての活動にいつも学ばされていますし、心から尊敬する議員の一人です。

来年１月には大阪へ応援に駆けつける予定にしています。１月は上京だけでも２回行う予定ですし、議会視察も１月末から２月にかけて２回あります。北九州市議選もありますし、出ることが格段に増えそうです。

がんばれ桂さん！

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