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朝倉市、落札率87%でも事件に

2009年02月09日

今日も朝から

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稲森としなお伊賀市議予定候補と街頭演説。

 

しかし福岡で用事があるため

 

伊賀上野

↓(バス)

名古屋

↓(バス)

小牧空港

↓(飛行機)

福岡

 

といった感じで帰りました。

 

稲森君もまだまだ大変な時期だとは思いますが、地域の応援をしっかり受けて、ぜひ当選してもらいたいと思っています。

 

しかし帰ってからもいろんなことでバタバタし、ついに軽い風邪を引きました・・・。

 

話は変わり・・・

 

同じ福岡県の朝倉市の公共工事に絡み、収賄容疑で逮捕された元部長が、別の収賄容疑で再逮捕されました。以下は引用です。

 

朝倉市の前部長を再逮捕へ、別の入札でも収賄容疑

 福岡県朝倉市発注の業務委託を巡る汚職事件で、同市の前農林商工部長・三笠正典容疑者(60)(収賄容疑で逮捕)が、別の設計業務委託に絡んで福岡市の設計コンサルタント会社「ジーアンドエスエンジニアリング」社長・長尾三郎容疑者(60)(贈賄容疑で逮捕)から45万円のわいろを受け取っていたことがわかった。県警は拘置期限の9日にも、2人を贈収賄容疑で再逮捕する。

 捜査関係者によると、三笠容疑者は、朝倉市が昨年7月発注した下水道設計業務の指名競争入札に絡み、指名業者の選定などで同社に便宜を図る見返りに45万円を受け取った疑いが持たれている。

 入札は昨年7月15日、市内外の7社が参加して行われ、同社が892万5000円(税込み)で落札した。

 上限となる予定価格(事前公表)は約1018万円で、予定価格に占める落札価格の割合(落札率)は87・67%だった。三笠容疑者は2006年12月、朝倉市が発注した小石原川ダム建設に伴う水源地域整備実施計画の策定業務の指名競争入札に絡み、非公表の予定価格713万2000円(税込み)に近い金額を教えるなどの便宜を図った謝礼として、長尾容疑者から35万円を受け取った疑いで1月19日逮捕された。

(2009年2月8日  読売新聞)

(引用修了)

 

この記事で目を引いたのは、事実上談合に近い状況が作られながらも、落札率が87%だったということです。全国市民オンブズマン連絡会議では、落札率が95%を超えた場合は「談合の疑いが極めて高い」と言い、落札率90%以上を「談合の疑いが高い」と述べています。

 

今回の事例はその2つにも該当しないのにもかかわらず、このような事件が発生しました。この事件で改めて思ったのは、落札率もさることながら、入札に恣意性が入る余地をつくってはならいということです。今回の容疑でも元部長が恣意的に入札参加業者を選定できた(朝倉市の入札制度の詳細が分からないので一概に言えませんが)点に、問題の出発点があります。

 

このことは田川市にも言えることです。今後も入札問題にしっかりチェックを入れていきたいと思っています。

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