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臨時議会感想 【所信表明会について】

2009年05月13日

今回の臨時議会について私なりの感想を書いていきたいと思います。

 

まず所信表明会については、久保田実生添田町議のご指摘の通り、とても悔しいという思いでいっぱいです。議会運営委員会では社民党市議団と清風会が「今回から実施を」と述べたのに対し、他会派は時期尚早や次回議長選までに話し合いをすればよいのでは、などの意見が出されました。

 

西日本新聞でも大きく報じられたのもあり市民の関心も高かったと思います。また議会改革の第一歩としてもとても重要であり、なんとしても実施したかったというのは今でも変わりません。

 

ただ各会派の意見をお聞きした時点で、残念ながら今回実施という状況にはなりえない、と感じました。もちろん実施すべきでは、と食い下がりましたが、最終的にはこの話を止めないようにしなければ、と考え、継続審査を訴える方向に私は切り替えました。

 

それについては各委員とも異論はなかったので、今回新しく決まった議会運営委員会で引き続き議論されることが決定されました。今回私は議会運営委員会に所属をしていないので発言をする機会はなくなりましたが、ぜひ新しい議運でしっかり議論をしていただきたいと思います。

 

改めて言いますが、田川市の場合、議長選挙に関して明確な立候補制をとっておらず、市民には議員がどのような基準で議長選に臨んだのか、また議長はどのような議会運営を行いたいのか、などがまったく見えないまま進んでいます。

 

実態としては、議長選前から様々な形で投票依頼がされ、極めて政治的(という言葉が適切とは思いませんが)な駆け引きで物事が進められています。

 

これがその後の副議長選や各常任委員会委員長選挙に大きく影響するだけでなく、事実上の議会内「派閥」が構成され、いろんなしこりとして続く危険性もはらみます。

 

それらの点からも議長選に関し、政治的な駆け引きをできうる限り排していかなければならないと今回つくづく感じました。

 

先ほどの問題をなくし、そして真に議長にふさわしいと思う方を議員がしっかり選ぶためには、やはり立候補制をとり、そして所信表明をオープンな場で行い、議員はその思いに共感する候補者に一票を投じる方式しかないと思います。そして市民のとってもそれらが一番分かりやすい方式であるはずです。

 

そのためには議長の所信表明会は必須です。

 

・・・、といろいろ言いましたが所信表明会をすること自体は特に難しいシステムがいるとか言うわけではありません。ただ今まで行ってきていなかったものを初めて行うのは議会という場では、なかなか難しいです。良いというものは、もっとスピーディに変えれれば、というのが私の思いです。

 

その他についてはまた後日。今日は疲れと風邪が本調子でないためここで寝ようと思います・・・。

 

【追伸】

今日はいつもの約3倍もの方々が私のブログを訪問していただきました。私自身もびっくりしています。そして市民や市職員の関心の高さを強く感じました。

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