総合計画策定に関して、田川市まちづくりワークショップを開きます。

2009年06月29日

田川市が第５次総合計画策定に際し、「田川市まちづくりワークショップ」の参加者を募集しています。

先日の広報たがわにも折り込みで入っていました。

第５次総合計画とは平成２３年度から１０年間、田川市における行政施策をはじめとしたまちづくり全般について一定の指針を出すもので、全国の自治体に策定されているものです。

これまでこの総合計画は十分な審議もない中決定されている自治体が多く、そのためその後も「たなざらし」状態になり、形骸化しているという批判があります。

しかし、本来総合計画は市町村のまちづくりの最高規範であり、その充実こそ求められています。そしてその策定にはその主体者である市民が積極的に関わることが、地方分権社会となった今日求められています。

事実、岐阜県多治見市などは総合計画策定に関して市民委員会を立ち上げ、十分な審議をした結果策定し、その後の行政施策においても総合計画を前提に動いているとのことでした。

私も０９年９月議会で「第４次総合計画の評価及び第５次総合計画策定における市民との協働について」という趣旨の質問をし、市民との協働の必要性を訴えました。そこで訴えたことの多くが取り入れられており、その部分は一般質問をして良かったと思っています。

今回のまちづくりワークショップは、もっと頑張ってもらいたかったという思いはあるものの、「協働」という言葉すら使わなくなってきていた田川市においては大きな一歩であり、大きな進歩です。

ぜひ田川市民の皆さん、また田川市に通勤などしている方々、まちづくりワークショップに参加し、田川市の未来について一緒に考え、それを総合計画に入れ込んでみませんか？応募用紙は「田川市まちづくりワークショップ」に添付しています。

しかしできればネット上で応募ができるようにしたり、まちづくりワークショップの趣旨である総合計画策定について、そもそも総合計画とはどういうものなのかなど、詳細な説明をＨＰ上に掲載すべきじゃないかな、と思います。

Twitter