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総務文教委員会つづき

2009年08月26日

更新が滞ってしまってすみません・・・。いや、ほんとに忙しいのです。。。

 

しかしこんな忙しいのに、一般質問の締め切りが8月31日となったそうです。もうなんとも言えませんが、いままであたためていたものを一般質問していきたいと思っています。

 

では総務文教委員会での審議内容の続きを書きます。

総務防災課

 

まず今回の総選挙と最高裁判所裁判官国民審査に関して事務報告。今回第7投票所(関係地区:栄町、三井伊田、中央町、ひかりヶ丘)が、田川小学校屋内運動場から、三井伊田集会所変更となりました

 

つづいて7月24日~26日にかけて発生した大雨災害について事務報告。田川市では総被害件数は225件とのことで、人的被害はなかったものの、避難勧告命令のでた地域もありました。地域防災に対する対処も反省すべき点、もう一度考えるべき点も多々あるようで、それは今後の課題として議論する予定とのことでした。

 

今回の災害を契機に、災害を体験した地域住民と一緒にハザードマップ(危険地域を示した地図)を作成することも必要だと思います。

 

つづいて田川市消防団第8分団格納庫の建て替えについて事務報告が行われました。ここは私の地元の消防団格納庫でもありますが、現在この建物は田川市立病院の敷地となっています。その田川市立病院は現在、田川市立病院経営形態検討委員会の審議の真っ最中のことから、この結論を待つまでは立て替え候補地の最終決定は難しいということになりました。

 

よって今年度内の竣工は厳しい状況となっているとのことでした。よって3月議会に予算の繰越を行う必要が生じます。

 

どういう形であれ、地域消防組織のカナメである消防団格納庫が充実したものになるために間断なく議論していってほしいと思います。

 

最後に田川地区消防組合のはしご車更新にかかる購入負担金について事務報告が行われました。これは仕組みが少し難しいのですが、田川市が起債する過疎対策事業債を組合のはしご車購入にあて、過疎債のうち交付税措置されない部分は他の構成市町村(田川郡7町村)が負担することになっています。

 

過疎債は非常に簡単に言うと100万円借金しても国が70万円返済し自治体負担は30万円でできる借金ことで、自治体財政にはとても有利な借金となっています。

 

また田川地区消防組合の構成市町村の負担金問題についても報告がありました。というのもの現在の負担金は交付税の常備消防費をもとに負担金を計算しているのですが、田川市はその100%を拠出しているのに対して、郡部は67%程度となっており、不公平ではないか、という議論がされています。

 

これは過去の様々な経過もあったように聞きますが、いきさつはどうであれ納得のいく負担割合でなければならないと思います。

 

学校教育課

 

まず新たに赴任したALTの紹介が行われました。今回はテキサス州からわざわざ田川市に来てくれています。

 

このALTを雇用することも大切ですが、田川市内にもネイティブスピーカーの方や、英語を仕事としている日本の方もいらっしゃいます。その方々をネットワークで結び、小学生や中学生の英語教育に生かすことも必要なのではないかと思います。

 

つづいて市内中学生に対する生徒指導について事務報告が行われました。具体的な問題行動を列挙し、対策を考えているようですが、家庭・学校・教員と様々な要因がからんでおり、簡単には解決しないように感じました。また地元中学生が窃盗で逮捕される事件も発生しており、生徒指導体制の強化が求められます。

 

しかし改めて言いますが、これらの問題を先生の精神論で述べるのはもはや限界です。より生徒にきめ細かい授業を行うためにも35人以下学級の実施は必須です。また地域のサポート体制の強化や、地域環境の改善など様々な手はずを考える必要があるだろうと思います。

 

生涯学習課

 

まず大雨被害に関しての事務報告。生涯学習課所管の施設では、田川市武道館(現在は閉鎖中)の雨漏りと法面崩落、そして田川市猪位金グラウンド法面崩落の3点があったとのことでした。

 

また武道館に関しては、9月議会の補正予算で解体をする予算をつけたいという事務報告もあっています。

 

文化課

 

田川市文化センター・田川青少年文化ホールの指定管理者制度の更新について事務報告が行われました。今年度末で指定管理者との契約が切れるため、来年度以降の指定管理者の募集を9月以降に行う予定にしています。

 

具体的には

 

○募集方法:公募

○指定管理期間:3年

○利用料金制度:適用(料金は指定管理者の収入となる)

○提案を求める主な内容:施設の有効活用ができる自主事業の実施

 

今後のスケジュールは

 

9月上旬:申請要項、仕様書の決定

9月中旬:募集の告示

10月中旬:申請受付

11月上旬:指定管理者候補者の選定

12月上旬:指定管理者指定議案提出

 

という流れになっています。

 

なお、平成20年の委託料は4763万8千円となっています。これに利用料が収入として加えられます。また黒字となった場合は、収益の2割を田川市に納付することになっています。

 

私は様々な企業・団体が募集を受けやすいものにしていくためにも、早めの募集告示をするべきだと訴えました。いろんな企業が切磋琢磨して競い合い、いい施設にしてもらいたいと思います。

 

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