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すばらしい遺産→すべて解体へ

2009年09月15日

風邪気味な状態ですが、どうしても休むことができず今日も市役所に行ったり、市民相談を受けたり、仕事をしたりして一日を過ごしました。

 

特に昨日委員会で否決となった予算案について、議会事務局などと私も話をしました。

 

夜も小倉まで仕事で行きました。久々の小倉でしたがゆっくりはできませんでした(><)

 

話は変わり・・・

 

田川市中心部にある松原第一地区炭鉱住宅についてすべて解体することが市として決定しました。以下は引用です。 

 

田川の炭鉱住宅 保存を断念、31億円の巨費が壁に

 田川市は10日、同市松原地区に残る炭鉱住宅を解体する方針を明らかにした。近代化遺産として評価されたため、進めていた解体事業を一時凍結していたが、財政的な問題から保存は困難と判断し、来年初めにも事業を再開する。

 同市は、住環境を整備することで炭鉱閉山による人口流出を食い止めようと、1973年から空き家になった炭鉱住宅を解体し、跡地に市営住宅を新築する事業を進めてきた。

 松原地区に残る炭鉱住宅は、旧三井鉱山(現日本コークス工業)が所有する115戸。市は2008年度まで、うち24戸を解体目的で買収。今年度も36戸を買収する予定だった。

 しかし、今年2月に市内で開かれた炭鉱施設の世界文化遺産登録を目指すシンポジウムで、海外の研究者らが「炭鉱労働者の暮らしぶりを実感できる素晴らしい遺産」と、炭鉱住宅の保存の必要性を訴えたため、市は解体事業を一時中断。保存が可能かどうかを検討していた。

 その結果、試算では、炭鉱住宅の買収に約2500万円を要することが判明。さらに、住宅を覆って、風雨から保護する施設を設けるなどした場合、約31億2000万円がかかることから、「厳しい財政状況では到底賄いきれない」として、保存を断念することにした。

 この日、記者会見した伊藤信勝市長は「保存を断行すれば、財政再生団体になる恐れがある。残念だが、あきらめざるを得ない」と話した。

(2009年9月11日  読売新聞)

 

そもそもこの地域はすでに法律で不良住宅として認定され、それに基づき国の補助金で解体費用がすでに決定済みとなっています。約31億円というのはかなりオーバーな金額とはいえ、かなりの費用がかかることは確かだろうと思います。

 

しかし海外の世界遺産関係の研究者から『すばらしい遺産』と言われている施設を壊すとなると、世界遺産運動には参加しつつ、大切だと言われている施設は壊すという相矛盾することをしてしまいます。

 

そんな気持ちで世界遺産運動をしていたんだなあ、ととられても仕方がないと思います。

 

そもそも世界遺産運動とは人・物・お金が必要なものなのです。しかも構成資産も北部九州という広域にまたがっている点からも、また我々地元住民にとっては重要とは思わなくても、遺産としては十分な価値があるという点なども出てくるだろうと思います。

 

それらの点からも私はこの話が出たときから、その部分について具体的にどのように考えているのか非常に疑問でした。今回の一連の動きを見ても、その点は十分に考えていない中で執行部は進めたのだなあ、と感じました。

 

あと別の点では、現在もなお旧三井鉱山の所有になっているのにもかかわらず、市が所有についていろいろ話をしているという点が気になります。現在この土地を管理している新田川不動産との協議がうまくいっているのならいいのですが・・・。

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