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2009年10月14日

田川市立後藤寺幼稚園に関して、保護者が要望書を提出したと報道されました。以下は引用です。

  

後藤寺幼稚園:老朽化で臨時移転 後援会、存続求め要望書提出 /福岡

老朽化で倒壊の恐れがあるとされた田川市立後藤寺幼稚園(園児42人)を隣接小学校へ臨時移転する問題で、園児の保護者による園後援会(平田みちる会長)は13日、伊藤信勝市長、尾垣有三教育長らに、園の存続や移転中の環境改善を求める要望書を提出した。

 内容は(1)移転先の教室数を増やす(2)臨時移転期間を明らかにする(3)園の廃止・統合はせず、場所を移してでも存続する--など。

 同園は耐震診断の結果「強い地震で倒壊する恐れがある」として市教委が今月8日、後藤寺小学校の3教室に移す方針を明らかにした。少子化や市の財政難を背景に、来年度の園児募集中止や他の市立幼稚園との統合も検討課題に上っている。

 市は園の今後について年内にも当面の結論を出す方針で、近く検討委員会を発足させる予定。平田会長は「環境が急変する子供へのストレスを最小限に抑え、親子にとって最善の環境を整えてほしい」と話している。【林田雅浩】

(引用終了)

 

そもそも市立幼稚園なのですから、欠陥状態の園で通わせていたということに対する謝罪と、現在園に通っている幼児の対策などを、経営責任者としてしっかり対策を行う必要があります。しかし内容からしたら、移転先の後藤寺小学校の教室数は充足していない、または臨時移転期間も明らかになっていないということが分かります。

 

期間が決まっていないなら、いつまでに決めるかぐらいはすぐにでも示せるはずです。こういった問題でまず起きるのは、住民と市側との情報伝達や共有が不足することによる軋轢です。細かいところでも情報を出していく姿勢を執行部はぜひ行うべきです。

 

そして後藤寺幼稚園の統廃合などは議会でも執行部でも全く議論になっていないのですから、まずは今いる園児のためにも現状復帰に向けてどう動くかが問われています。

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