加治革新町政３期目＆元県副知事・添田町長逮捕

2010年02月02日

今日は田川郡香春町の加治忠一町長の出陣式に出席。

加治町長は町議２期、町長２期を務め、今回３期目の選挙です。現職時代は高教組役員を、そして町議時代は社民党公認町議として活動されました。今回も社民党は推薦しています。

また福岡県立大学にも立ち寄りました。

社会学部教授の清田勝彦先生の最終講義に参加するためです。清田先生には、私が大学院時代に社会学の講義（といっても院生２名先生１名のゼミのような講義でした）を受けさせて頂いたご縁で、議員になってもいろいろご指導頂いています。

教授としては退職しますが、今後も県立大学と関わっていく予定のようですので、ぜひ今後もいろいろ教えて頂ければと思っています。

また、講義中に先生から「田川市議の佐々木さんが来ているから」と、田川地域の雇用について宿題を頂きました。宿題に答えられるよう、私も頑張っていきたいと思っています。

そして１７時。加治忠一町長の無投票再選が決まりました。

みんなで万歳をしました。

話は変わり・・・

この無投票当選で事務所に立ち寄ったとき、ある記者から「添田町長が事情聴取されている」と教えて頂きました。

そして夜のニュースで、添田町長逮捕という一報が入ってきました。以下は引用です。

福岡県前副知事を収賄容疑で逮捕　添田町長も贈賄容疑で

　福岡県町村会などの詐欺事件を捜査していた県警は２日、後期高齢者医療制度を巡って町村会側に便宜を図る見返りに現金を受け取ったとして、前同県副知事の中島孝之容疑者（６７）＝同県太宰府市青山１丁目＝を収賄容疑で、県町村会長で全国町村会長も務める同県添田町長の山本文男容疑者（８４）＝添田町添田＝を贈賄容疑で、それぞれ逮捕し、発表した。いずれも容疑を認めているという。

　詐欺事件に端を発した町村会による県幹部の裏金接待疑惑は、県の前ナンバー２と全国の町村を取りまとめるトップが逮捕される贈収賄事件に発展した。異例の自治体同士による汚職事件に、中島容疑者を副知事に任命した麻生渡知事の政治責任が問われる。

　捜査２課と博多署によると、県の後期高齢者医療制度の広域連合設立準備委員会会長だった中島前副知事は、広域連合設立に際し、県内の町村の負担金を少なくするなどの便宜を図った見返りとして２００７年８月上旬ごろ、福岡市内で同準備委員会の副会長だった山本会長から現金１００万円を受け取った疑いが持たれている。県警は町村会の笹渕正三・前事務局長についても贈賄容疑で逮捕状を取った。

　県警は、中島前副知事が山本会長の依頼を受けて、便宜を図った疑いがあるとみている。金の出どころについては、今回の詐欺事件で町村会参事らが集めた裏金ではなく、町村会の元幹部が管理する別の裏金だった可能性もあり、ほかに供与がなかったかなども詳しく調べる。

　麻生知事は記者会見で「非常に大きな衝撃を受け、遺憾だ。県民に申し訳ない。任命責任はあると思っている」と述べた。

　中島前副知事は１９６４年に県庁に入り、地域振興課長や地方課長、企画振興部長を歴任。９９年７月から副知事を務めていた。山本会長は７１年から添田町長に連続１０期当選。９２年から福岡県町村会長となり、現在１０期目。全国町村会長も６期目。

　町村会を巡っては、町村会参事の天野敏哉被告（４９）＝詐欺罪で起訴＝らが「裏金で前副知事を接待した。県との関係を良好に保つためだった」などと供述。だまし取った金を裏金として天野被告の個人口座にプールし、福岡・中洲のクラブや、マージャン、ゴルフなどで接待したとされる。町村会側の全額負担で中島前副知事らを北海道に旅行に連れて行っていたともされている。

この問題は、元々県町村会の裏金事件に端を発したもので、山本氏自身は「何も知らない」と言っていました。大筋で認めているという報道ですが、詳しい部分は今後の捜査を待たなければなりません。

いづれにせよ、田川地域にとっても大きな衝撃です。山本町長は、郡町村会長として田川地域をリードし、田川市とも広域行政や政治全般で議論を闘わせる場面も多々ありました。

また添田町には社民党青年議員の久保田実生さんもいますが、今後臨時議会や全員協議会などがあると思います。添田町議会唯一のブログをもっている議員として、報告をお願いします。