添田町議会、山本文男添田町長に辞職勧告

2010年03月04日

今日、同じ田川地域にある添田町議会で、山本文男添田町長の不信任案が協議されました。不信任案については社民党の久保田実生添田町議が提案理由を説明したとのことです。

不信任案の可決には出席議員の４分の３の賛成が必要ですが、最終的には法的拘束力のある不信任案は否決（賛成７、反対６）。一方法的拘束力のない辞職勧告決議案は可決しました。

山本氏は自身の進退について「民意に従う」と述べたとのことです。だとすれば議会制民主主義における大きな民意として辞職をすべしを勧告されたのですから、大きな民意の表れです。

税金で祝儀を渡したことをまるで自分のポケットマネーから出したかのように話し、被害者については「自分だ」と平然と答える様子は、常軌を逸してるとしか言えません。

事実、山本文男添田町長の続投を求める署名もあつめているとのことです。これはまさに「踏み絵」以外の何者でもありません。町議時代から数えると約半世紀にわたり町政に君臨し、「山本王国」と揶揄された状況を一番肌で感じているのは町民自身です。

「もし署名を断ったらどんな報復がくるだろうか」「村八分になるのは怖いから署名ぐらいはしておこう」なんて不安に思う人が出てくるのもごく自然なことです。

またこの続投署名は今後起きる可能性のあるリコール署名を事前に防ぐ効果もあります。それは続投署名をしていてリコール署名を行うことは事実上できないからです。

いまなお大きな権力に君臨する山本氏に正面から向き合い、そして今のままではだめだといいう声を法的手段としてあげる手段は、リコールです。

いずれにせよ、同じ同志である久保田さんのがんばりを私も全力で応援していこうと思っています。

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