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田川市議会予算案、増額修正の記事

2010年03月30日

24日に行われた田川市議会本会議に関する記事の添付です。

 

田川市議会:予算案、再び修正 炭坑節まつり「必要な事業か」と減額 /福岡

副市長再任案、異例のきん差可決

 田川市議会は24日、3月定例会最終本会議を開いた。伊藤信勝市長ら特別職の給与減額案を否決したほか、10年度一般会計当初予算案については「コールマインフェスティバル」(炭坑節まつり)の負担金を減額、少人数学級実施経費分を増額修正したうえで可決した。また、任期満了に伴う松岡博文副市長の再任案を可決したものの賛否はきん差となり、議会として市政への厳しい意思を示した。【林田雅浩】

 給与減額案は現行10%減の市長給与を20%減にするなどの内容。「来春の市長選を前にしたパフォーマンス」などと批判され、賛成少数で否決された。来年度予算案では、06年秋から市長を実行委員長に毎年開催されている炭坑節まつりへの負担金700万円が200万円に減額修正された。「市職員が実行委の中心となる官主導の実態があり、真に必要な事業なのか検証すべきだ」(藤沢悟議員)と指摘された。

 副市長再任案についても、副市長の厳しい職員指導が問題となり「市長は頭を抱えているだけで熱意が全く感じられない。市長が改善に向けた姿勢を示すのが同意の条件」(佐藤俊一議員)と厳しい批判を浴びた。人事案件としては異例の無記名投票になり、11対10のきん差だった。

 閉会後、伊藤市長は神妙な表情で「一部の議員に理解していただけなかったのは残念だが、私の説得力が足りなかったとの反省もある。いろいろな宿題をいただいたと思い、粛々と市政に取り組みたい」と語った。

 

市長は「私の説得力が足りなかった」とおっしゃっています。しかし最低でも私は「心外だ」「越権的にむちゃくちゃな予算をつけた」と新聞紙面を通じて言われましたが、説得された覚えはありません。

 

ちなみに増額修正については、先日法政大学で行われた講演会で、議会改革関係を積極的に取り組んでいる廣瀬克哉教授が取り上げていただいたそうです。

 

全国から注目される結果を田川市議会は今回初めてつくりました。このことをもっと多くの議員と情報共有していきたいと思っています。

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