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田川市の管理職割合は突出

2010年04月02日

今日は夜、福岡市役所前にある天神中央公園で花見。今期初めての花見でした。

 

行政関係者やNPO関係者と中身の濃い話をすることができました(^^)

 

話は変わり・・・

 

先日私も報告した「部長が10人もいるの?」という件。新聞でも報道されました。以下は引用です。

 

人事:田川市 部長級、10人に 管理職占有率、筑豊トップの約2割 /福岡

 1日に職員171人に辞令が交付された田川市は、行政改革推進室長が課長級から部長級に昇格して部長職が計10人と2ケタになり、人口規模2・6倍の飯塚市(部長級12人)と肩を並べた。課長補佐級以上の管理職の占める割合も約2割と筑豊地区でトップ。伊藤信勝市長は「組織改革の過程で肥大化した面もあり、来年度にも大幅な機構改革に着手したい」と話している。

 同市の部長職は、総務、建設経済、福祉、教育の4部長と議会事務局長▽市立病院事務局長▽企業誘致推進室長▽田川地区清掃施設組合事務局長▽田川地区清掃施設組合施設建設室長▽今回の行政改革推進室長--の計10人。伊藤市長2期目当初の人事(07年7月)から3人増えている。行革推進室長について市長は「全部署にきたんなくモノが言えるよう昇格した」と言う。

 一方、課長補佐級以上は全行政職433人中84人と19・4%に上る。筑豊地区では飯塚市が125人(12・9%)、嘉麻市が60人(12・6%)。職員数が447人と田川市とほぼ同じ直方市は38人(8・5%)で、田川市の突出ぶりが分かる。

 伊藤市長は「下水道や都市計画など重要案件を抱えた部署が多いためでもあるが、肥大化した組織の活性化を図るため、来年度にも統廃合を含む思い切った組織再編を図りたい」としている。【林田雅浩】

(引用終了)

 

この記事でも筑豊地域において田川市の管理職の数が突出していることが分かります。部長級なんて飯塚市とほぼ同じなんですね。

 

「組織改革の過程で肥大化」と市長は言っていますが、ということは田川市が行ってきたのは組織改革=組織肥大化、なんですね。

 

職員数が減っているのに、肥大化する組織。この時点でも執行部が述べている行政改革というのがなにを指しているのか不明確であることがよく分かります。

 

事実、私も昨年6月議会で人事政策に触れた際、管理職に関しては

 

「職員の5名に1人が管理職であるということは、果たして適正な数と言えるのでしょうか。」

 

と問題提起しています。

 

田川市の場合はほかにも参事がいないのに参事補佐がいる部署があったりしています。なんのための管理職なのかが明確でない中、このようなことを続けている限りでは、市民の信頼など得られません。

 

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