災害で一番の問題は民・民の場合

2010年07月16日

　昨日も先日発生した大雨に関する市民相談を数件受けました。市が十分把握していない部分もあったので、私なりに情報を集め市とも相談していきたいと思っています。

　ただこの災害関係で一番問題になるのは、市民が所有する土地の法面崩落や家屋倒壊が隣地に被害を及ぼすとき、どのような補償をするのか、という点。特に土地所有者が遠方にいるとか、権利関係のはっきりしていない土地などの場合はかなり難しくなります。はっきり言って被害者は泣き寝入りです。

　この手に限らず、特に土地関係の法律問題が市民相談の中で困難事例としてあがってくる事案です。もちろん具体的には司法書士や弁護士が行わないといけないのですが、それでも時間がかかり、弁護士費用等もけっこうかかってしまいます。

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