本文の始まりです

議会基本条例前文、原案了承へ

2010年11月02日

 今日は田川市議会基本条例検討特別委員会が行われました。すでに12回の会議が行われ、かなり議論も尽くされてきました。

 

 また前文についてはおおむね了承されました。以下はその前文です。

 田川市議会(以下「議会」という)は昭和18年11月3日の市制施行後、田川市民(以下「市民」という)を代表する唯一の議事機関として、産炭地の隆盛を支え、そして閉山後の地域の変動に真摯に対応してきた。

 平成12年にいわゆる地方分権一括法が施行し、地方分権の流れは確実に自治体に押し寄せている。その中にあって自治体は「市民に最も近い政府」であり、このことは執行機関の権限拡大だけでなく、議事機関としての議会の役割もまた拡大することを意味する。議会と市長が二元代表制のもとで、善政を競い合う健全な緊張関係によってこそ田川市の意思決定を最良のものとする責務を果たすことができる。

 よって議会には、これまでの取組をさらに進め、執行機関の監視、議会での自由な討議、政策立案及び提言の強化が求められている。また議会は多様な民意の的確な把握とともに、市民への説明責任と対話を重ねることで、市民からの負託と信頼に応えなければならない。

 議会はその理念と条例に定めた事項の具現化のために、不断の努力で取り組むことを誓い、この条例を制定する。

 

 この前文のたたき台の作成には私も関わりました。いろんな思いが詰まった文章です。

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