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お土産のテント販売は問題では
2011年07月05日
先日、総務文教委員会で専決処分に関する事務報告が行われました。約6100万円の予算について、今後どのように使っていくかなどを伝えるためです。
ここで一つ気になる事がありました。それは田川のお土産品を販売するためのテント設置費118万7千円についてです。このテントによるお土産品販売はすでに行われていますが、そのテントは恐らく業者側か市がこれまで持っていたテントを利用していると思います。
ただ、そのテントは非常に小さく、雨が降ると商品が濡れるというアクシデントもある上、外での販売のため暑さ寒さはそのままになっています。また各業者がそれぞれ物品を持ってきて、自身で販売する必要があるため、かなりの人件費を業者側が投入しなければなりません。あと今後は場所代も徴収するとのことでした。
今回の118万7千円に関しても同様のテントを購入することになっており、しかも説明では「小さくてたたむのが便利なテントにしようと考えている」と言っていました。
このままでは、これからの暑い夏の間も、食品をそのまま外で売る必要があり、明らかに食品衛生上も問題になると思います。また仮にお客が増えたとしても、現状からしたら明らかに利益が見込めないのは確かです。田川のお土産品を出品している会社は、どこも余剰人員を抱えているわけではないでしょう。
物品を売ることはこちらが頼んでおいて、「暑い・寒い・雨が降り込むテントの中で売ってね。人はそちらが出してね。衛生環境は知らんよ。場所代も取っちゃうよ」なんて言われたら、業者側はたまったものではないだろうと容易に想像できます。
市としてしっかり方針を決めて、業者側に提示しないと業者側も人員配置などで動くことすら出来ません。第一、なんでテントにこだわっているかも謎です。118万7千円もあれば、頑丈なプレハブにエアコンまで付けることも可能です。もしテントを購入して、売る会社がなかったら、それこそ大問題です。もう一度再考すべきと思います。
また