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田川市新園改築設計公開プレゼン

2012年07月22日

 今日は田川市立幼稚園・市立保育所・子育て支援センターの合築施設の公開プレゼンテーションに参加。41社の中から最終選考に選ばれた5社がプレゼンを行います。20120722_155220

 最終選考の結果、「株式会社塩塚隆生アトリエ」さんが最優秀賞を獲得しました。テーマを「うずまき」とし、かなり斬新な設計になっています。建てばかなり目立つのではないでしょうか。

 

 そもそもこの新園建設は、市立後藤寺幼稚園の耐震強度不足に伴う緊急避難が発端です。

 

 その後私も後藤寺幼稚園の保護者と市長に直談判に行ったり、市が設置した幼児教育審議会では副会長として、当時会長で、今回新園選定委員となった池田福岡県立大准教授と一緒に、市立幼稚園の統廃合と存続に向けた流れを一緒に知恵を出してきました。一般質問や総務文教委員会でも何度も市立幼稚園存続の訴えを行いました。

 

 また、この財源問題でも当初は過疎債を市立幼稚園は使えない、という話を聞きました。そこで当時社民党は与党だったので、上京し総務省幹部に直談判。過疎地域自立促進特別措置法第12条18に「前各号に掲げるもののほか、政令で定める施設」というものがあり、そこに市立幼稚園も入れてほしいと要望しました(当時はかなりぼかしてブログに書きました)。

 

 結果、「市町村立の幼稚園」という文言を、過疎地域自立促進特別措置法施行令第6条6の8に盛り込んで頂きました(今回の施設で過疎債を使うかどうかは分かりません)。

 

 設計公募についても昨年11月から総務文教委員会で訴え今年4月にはその基本方針も出されました。もちろんいろんな苦労の中、プロポーザルを選択した担当者の方々のがんばりがあってのことです。その点でも今回の公開プレゼンは感慨深かったです。

 

 今回最優秀となった作品も、今後様々なワークショップなどを開催し、形にしていく予定です。その点でもみんなで子育て支援施設をつくっていくことになるのですから、今日が新たなスタートだと思います。

 

 また幼児教育審議会や後藤寺幼稚園問題で一緒に頑張った保護者の方々や池田先生とも色々話をしました。「ようやくここまで来ましたね」とみんな口々に、そして笑顔で言っていたのが印象的でした。私も胸詰まる思いをしました。

 

 子育て支援センターの機能充実やなど子育て支援についても6月議会で訴えニーズ調査の早期実施と来年度予算への反映、ファミリーサポート事業の来年度実施、病児保育の来年度実施、移転後の市立伊田幼稚園・中央保育所の跡地利用の早急な検討、放課後児童クラブの1年生から6年生まで受け入れを全校実施、などの答弁を頂きました。

 

 今後も子育て支援にしっかり声を上げていくためにも、子育て世代とつながり、また勉強をしっかりしながら、頑張っていきたいと思っています。企画した担当の皆様、本当にお疲れ様でした。

 

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