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田川市の完全失業率12.8%

2012年07月24日

 都市データパック2012を先日手に入れました。これは全国810の市区の全ての面積・人口・財政力・経済力・雇用・生活基盤などをデータ化したもので、私も毎年買っています。

 

 ちなみに今回から2010年に行った国勢調査の結果が反映されており、精度の高いデータになっています。

 

 この中で大変衝撃的な数字がありました。完全失業率です。数字は以下の通りです。

 

 ○ 完全失業率 12.8%(810市区中807番目)

 ○ 若年層完全失業率 18.2%(810市区中799番目)

 

 これだけ失業率が高いとは、正直思いもしませんでした。外国が高いなど言っている場合ではありません。

 

 しかし一方で介護福祉関係では求人を出しても来ない状況があるなど、求人のミスマッチも深刻です。その事は2010年3月2日のブログも書きましたが、この労働市場におけるミスマッチの解消、例えば介護福祉分野の移動を目的とした職業訓練の教科などを積極的に行っていくことなども考えて行かなくてはなりません。

 

 またこの中には少なくない数の生活保護世帯もいると思います。この点も踏まえ、考える必要があります。

 

 また他にも悪い数字としては、

 

 ○ 人口1万人当たり刑法犯認知件数 238.31件(810市区中781番目)

 ○ 人口1万人当たり交通事故発生件数 112.29件(810市区中795番目)

 ○ 持ち家世帯比率 53.1%(810市区中732番目)

 ○ 公共下水道普及率 0.00%(810市区中768番目)

 ○ 労働力率・高齢者 12.8%(810市区中805番目)

 

 データから見える田川市の姿は、とても厳しいものが沢山あります。行政においてもデータをもっと活用し、今後の政策形成に行かすべきですし、私もそうして行かなくてはなりません。

 

 しかし失業率については本気で考え、行動して行かなくてはならないと感じます。 

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