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栗島浦村というところは・・・

2006年10月05日

今日も仕事や後援会活動などでバタバタしました。

そしてフッとしているときに、前紹介した「ザ・選挙」を少し見ていたのですが、そこでものすごい村長選を発見!

新潟県粟島浦村という村。そこでの村長選の記録(2006年9月10日投票)

なんと、

投票率99.35%!!

開票率じゃないですよ、投票率です!!

有権者総数は310人、投票者数は308人、たった2人しか投票をしていないということになります。

結果は

当 152 本保建男 52 無新

   148 神丸保男 77 無現

 (無効8)

とのこと。かなりの激戦みたいでしたね。

ちなみに前回は

投票率99.11%
 当    171 神丸 保男 73 (無前)(4)
        157 本保 建男 48 (無新)

この結果を見る限り現職の支持者がおそらく死亡した結果負けた、といった感じにも見て取れます。しかし前回の投票率もものすごいですね(^^;

ていうか、開票のとき、書いた文字を見たらだれか分かるんじゃないかな?

しかし「この村の名前を聞いたことがあるなあ」と思っていたら今回当選した本保さんにはちょっとした事件があったのでした。

それはこちら(毎日新聞より)

 本保さんは01年の村長選で、告示日に戸籍抄本を申請、村が祝日を理由に発行しなかったため立候補を断念。無投票当選した神丸さんの当選無効を求め提訴、02年の最高裁判決で選挙無効を確定させたが、同年の出直し選では14票差で神丸さんに競り負けた。

簡単に言えば「前町長派が選挙妨害をした」といったものでしょうが(しかもかなり悪質)、それでもなお前回は前町長が当選しているんですよね。うーーん、これもまた民意なのか。しかし今回は競り負けてしまったんですね。

本保さんは合併には慎重な姿勢を示しているとこのこと。いまや「絶滅危惧種」となりつつあるこのような小規模町村だからこそできることを存分に発揮してもらいたいなあ。

というか、これぐらいの規模の村の行政運営ってとても楽しいと思うんですよね。村民の声もダイレクトどころか顔まで知っている関係だし、財政そのものも厳しいといっても年間数億円を400人弱で使えるんだし、フットワークも軽い上独自色はかなりだせるし、なんなら地方自治法上に規定されているもので、議会を設置せず、有権者全員による総会を議決機関とする町村総会(詳しくはこちら)なんかもできるし・・・

などなど考えていたらかなり楽しくないですか?

 

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