日本に京都があってよかった

2007年01月05日

今日も夕方より挨拶回りを行いました。

今日行ったところは昔の炭鉱長屋がいまだに残っている地区。明るかったら写真を撮りたかったのですが、暗くて撮れませんでした。

恐らく田川市の中では最も古い炭鉱長屋の雰囲気をそのまま残した地域でしょう。

炭鉱住宅の多くは、現在市営住宅に建て替わっています。田川市が全国トップクラスの公営住宅比率（全世帯の２３％）である理由はそのためです。

しかし、今後市営住宅への建て替えが行われる可能性は難しいと言わざるを得ません。市営住宅の建設資金の原資は、旧産炭地を支えるため財政面での優遇面などを規定した石炭６法だったのですが、それもなくなったためです。

現在でも住環境や衛生面でもなかなか良いとは言えない状況で、今後どのようになるのか、市としても考えなくてはならないと思います。

話は変わり・・・

今日、パソコン内にある写真データを整理していたら

こんな写真が。

恐らく清水寺の下の産寧坂の入り口近くから撮ったものと思います。　

目を凝らさなくても、そこにある風景が心を和ませてくれる。

やはり京都はすてきです。

・・・、とは言っても、このごろ京都の洛中地域はマンションの建設ラッシュで、古き良き景観が切り刻まれています。

それを止めよう！と立ち上がった私の出身大学の広原盛明教授を京都市長選では応援したのですが、残念ながら惜敗してしまいました。

このときは、最初学生勝手連の事務局長だったのが、いつのまにか市民派議員と選対をつなげる役も行ってしまっていました。

しかしこのときの経験が、今の選挙でもいろんな点で生かされています。

京都市がよく使うキャッチコピーに

「日本に、京都があってよかった。」

というのがあります。

これからもずっとこの言葉を言える京都であってほしいと思います。

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