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議員のあり方、党のあり方

2008年03月02日

昨日は映画「折り梅」の上映会に参加。認知症の高齢者を舞台にした映画でした。

 

認知症の高齢者を抱え苦悩する家族を描いていますが、その中に介護サービスを積極的に使うまでに躊躇している姿も映し出されていました。

 

介護保険ができて今年で8年目となりますが、まだまだ「会後の社会化」と言われるまでにはいたっていないのが現状です。これから先、より介護が必要な高齢者が増える中で、社会全体で支えていく仕組みだけではなく、「雰囲気作り」も強化していかなくてはなりません。

 

夕方からは地元青壮年団の総会に参加しました。

 

今日は午前中より市民相談&会議に参加。午後からは地元猪位金校区の

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「猪位金校区福祉のつどい」に来賓参加。今年で11回目を迎え、今回も各区から出し物が出される中、多くの地元校区の方々から喝采が上がっていました。

 

その後も市民相談を受けたり、一般質問に向けた資料整理などでバタバタしました。3月はほとんど予定が入ってしまったので、かなり忙しい状態です。。。

 

しかもお風呂に入った際、肩の筋を違えた感じになってしまい、今も左肩がかなり痛みます(><)なんかこのごろ調子が悪い日が続いています・・・。

 

話は変わり・・・

 

久保田実生添田町議のブログでも紹介されていた地方議員の役割についての議論。その発端となった矢祭町の議員日当制を、違う自治体でも取り組む予定にしているとのことです。以下は引用です。

 

議員報酬「日当制へ」 鳥取・江府町で住民集会

議員報酬の日当制導入を求めている鳥取県江府(こうふ)町の住民が1日、条例改正の直接請求に向けた署名集めの期限を前に集会を開いた。全国で初めて日当制導入を決めた福島県矢祭町議会の片野隆議長と、「合併しない宣言」をした同町の根本良一・前町長が参加し、取り組みを話した。

 住民有志でつくる「江府町の財政を考える会」は、財政調整基金などいわば町の貯金が3年後にも枯渇する恐れがあることなどから、町議報酬の日当制(日額1万5000円)を求めている。日当制導入で年間約3000万円のコスト削減になると試算している。同町議会(10議員)に公開討論を求めたが、日当制に反発する議員がほとんどで受け入れられず、集会に切り替えた。今月4日までに必要な有権者(約3100人)の50分の1の署名はすでに集まっているという。

 矢祭町は昨年12月、日額3万円の日当制導入を議会提案して賛成多数で可決し、3月末から実施される。同町でも年間2000万円以上のコスト削減を見込んでいる。

 矢祭町の片野議長は「報酬を日当制にすることで、あいまいだった議員活動の線引きが明確になる。報酬が大幅に減ると金をかけた選挙をできなくなる。そうすれば、女性や若者も立候補しやすいだろう」と日当制の効果を話した。

 

特に町村議会ではこの流れがこれから進んでいく可能性がありますね。

 

しかしこの問題はただ財政論議だけで良いか悪いかを議論するのはとても危険で、議員のあり方そのものをしっかり議論したうえで進めないといけないのではないかと強く思います。

 

久保田さんのブログのコメントの通り、日当制を行うのであれば現在の歳費では生活ができないので、平日昼間に働かないといけなくなります。ということは、日中昼間に行っている今の議会が続くようであれば、結局平日昼間に時間の都合がつく方々しか立候補できない、逆を言えばサラリーマンなどは無理、ということになります。

 

しかし最後の赤線を引いた部分は特に気になりました。それは報酬に比例して選挙にお金がかかる、というわけではないということ。ということは歳費を下げると女性や若者が立候補しやすくなるというのも違うのでは、と思うのです。最低でも今の議会制度のままで年間90万円で生活しなさい、と言っても私は無理です。

 

よってその赤字の部分はむしろ逆で、現行議会制度のまま報酬だけを下げたら、自営業者&農業に従事する60歳以上の方ばかりになるのでは、と思います。繰り返しますが、この論議は財政論議だけではなく、民主主義の観点や現行議会制度のあり方、地方議員の役割、情報公開など様々な分野を見ながら考えてもらいたいと思います。なし崩し的の日当制はとても危険です。

 

話は変わり・・・

 

「福島みずほと船で行く若者セミナー」のユーチューブ動画を「見ましたよ」とメールが数通&市職員から数人言われました。あの最初の動画、眠い上にお酒飲んでいるので変に笑ったりしていますね(^^;

 

ちなみにこの動画などを一手に引き受けているのも青年党員の職員です。ここでも若い力が党を変える原動力になっています。

 

しかし、社民党関係者ではすっかり有名になった「社民党躍進を祈るブログ」に広島の社民党県議集団離党の記事が出ていました。ほんとに情けないし怒りで一杯です。

 

しかし社民党自治体議員の離党予備軍はまだまだいるのは事実です。それは我が社民党の体質自体にも問題の根源があると言えます。

 

そもそも社民党員のほとんどは労組に所属して、その上で党に入っています。ということは、第1の主体は労組なのであり、党は第2の主体でしかありません。となると、重要視されるのは党より労組になる傾向にあるということです。

 

その場合、党の方針と労組の方針が違ったら、労組の方針が優先事項になります。なので社民党が分裂したときに、民主党機軸に変わった労組出身の多くの議員が民主党に流れていきます。

 

その流れが今日も脈々とあるというのも事実です。ということは、労組出身者だけではなく、党を第1の主体としておく党員を増やすことが喫緊の課題です。私も労組出身者ではないと言う点では、第1の主体は党です。そして今入ってきている多くの青年党員も同じです。

 

1996年の分裂後、社民党は「市民との絆」を掲げて選挙をしてきました。12年目となった今日、もう一度「市民との絆」をしっかりと結ぶ作業を全党挙げてすべきです。福島党首や一部の方々はそう思っているのでしょうが、すべての幹部が同じ思いかどうかはクエスチョンです。

 

しかし一つだけ集団離党の件で言わせていただければ、離党の原因を党費負担にしていますが、それは主要な理由ではないはずです。出身労組などからの圧力などが主な原因のはずです。

 

 

明日は朝10時より総務文教委員会、その後もいろんな予定が入っています・・・。

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