本文の始まりです

いつまでも「KY議員」であり続けたい

2008年05月05日

潮干狩りで4万人」に大爆笑してしまった今日この頃です。もう貝なんて一つもないだろう、というぐらい込み合っています。

 

ゴールデンウィークは休日としてはありがたいですが、仕事をする上では大きな障害です。なにせ市役所仕事ですから、この期間は調べ物などがストップしてしまいます。おかげで読みたい本が読め、片付け下手にふさわしい私の部屋も、キレイに片付きました。

 

話は変わり・・・

 

実は昨年の4月22日が投票日でしたが、正確には5月2日から市議会議員としての任期が始まるので、市議会議員として1年が過ぎたことになります。

 

最初のころは送られたりもらう書類一つ一つをバインダーにはさんで残していました。しかし議会事務局の職員の方に言えばシュタッと出してくれることを覚えてしまい、今は書類も積んだままになっています。

 

また議会や市役所の雰囲気なんか分からずまさに「KY議員」でしたが、雰囲気が分かってくるにつれ、発言も選ぶようになりました。職員の方から「選んでしゃべってないだろ!」と突っ込まれそうですが、これでも選ぶようになったんです。

 

市民要望や陳情関係も議員就任時とは違い、格段に増えました。そのことで半日や一日時間をとられることもしばしばです。

 

そう思うと自分もだんだん「普通の議員」になっていってるんじゃないか、と心配になります。田川市の場合、市役所の感覚と市民の感覚は乖離している場面が多々あります。しかしその世界に浸かっているとそれに慣れてきちゃうもので、時に市役所の論理に流されてしまい、後悔したこともあります。

 

市議会議員は市民からの信託で選ばれた人間です。ということは常に市民の立場で自治体行政に監視の目を注ぎ、市民の視点から政策立案をしていかなければなりません。

 

ということは、市議会議員は市役所にとって「KY」な存在であり続けることが、非常に重要だということになりますし、その点で慣れや「普通の議員」になることは、市議会議員として大きなマイナスなのです。

 

1年を過ぎた今、改めて「KY議員」の原点に立ち返り、がんばっていきます。

 

しかし議員のことに関して毎回思うのが、議員を支える組織の脆弱さについてです。地方議会と首長との関係は2元代表性と言われていますが、首長絶対有利の2元代表性です。なにせ議員を補助する議会事務局の職員すら数年で首長部局に戻りますし、議会費の予算計上も首長の権限です。

 

田川市議会の議会事務局職員は6名。日常業務に追われ、政策立案するための補助なんかはなかなか難しいのが現状です。よって議員個人が政策立案能力を磨き、提案する能力をつけることが求められます。その点も今年度出していければと思っているところです。

 

 

さて、今日は26歳最後の日。明日はトップページが「27歳」に変わります。

カテゴリー

月刊アーカイブ

福岡県議会議員
佐々木まこと事務所

〒825-0002 福岡県田川市大字伊田4510-6
→アクセス

TEL 0947-85-9015

[受付] 9:00〜17:00 月〜金(日・祝日休)

FAX 0947-85-9007

[受付] 24時間・365日OK

メールでのお問い合わせ

  • LINE公式アカウント