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委員会視察2日目、山形県長井市へ

2009年02月04日

今日は東京駅から

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山形新幹線で一路山形県へ。

 

途中、

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どんどん雪深くなってきます。

 

その後

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第三セクターの山形鉄道に乗り換えました。写真のように平成筑豊鉄道のような感じです。

 

視察先は

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山形県立長井工業高校。高校を地域が一体となって支援し、いわゆる「困難校」から立ち直ったという学校です。

 

そもそも長井市は人口3万人の小さな市ですが、戦前より製造業が盛んで、現在も市内に約300社の製造業の企業があり、就業人口の40%が第2次産業従事者となっている工業都市です。

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しかし長井工業高校は平成に入り教育的に様々な問題が発生するようになり、校長いわく「生徒を追い掛け回さないといけない時期もあった」とのことでした。

 

しかし地元中小企業の関係者などが中心となり、人材育成で企業が立地する条件を整えること名度を目的に、技能検定受験やロボットプロジェクトなど学校改革に着手します。

 

・・・、と時間がなくなってきたので、詳細は後日書きます。

 

最後に

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学校前で記念撮影。

 

その後

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長井市役所へ。

 

ここでは立地している企業の次世代育成を目的とした「マイスター塾」(旧労働省の補助事業)、ものづくり若手塾を開催し、ここでも二足歩行ロボットの大会に出場したり、これまでなかった企業間の横のつながりを深める行動をとったとのことです。

 

とても印象的だったのは「育成よりも発掘が重要」という言葉。各個々人の潜在能力はあるのに、それをつなげるところがないために、力となっていなかったものを、行政・民間に限らず意識の強い方々が集まり、集団化させ、行動に起こしていくことによってシナジー効果(相乗効果)が生み出され、いい結果になっているのだろうと思います。

 

それがまた長井市が沿面とつむいできた「ものづくり」に対する誇りとアイデンティティを高める作用にもつながっていると思います。

 

もちろん出発点自身は大きな企業の縮小や不況というマイナス面から発せられた部分もありますが、ピンチをチャンスにとらえ、V回復をしつつある事例のひとつです。

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午後1時から午後5時までみっちりとした視察でした。

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