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総務文教委員会詳報(財政課・企画課)

2009年03月12日

今日は総務文教委員会でした。以下審議内容について詳細を報告いたします。

 

財政課

 

平成21年度予算全体が241億5836万円となったことを報告。しかし歳入では232億2673万円しかないため、11億9533万円歳入不足が発生。その部分は積立基金から取崩しをしています。

 

といっても平成20年度末では20億7060万円しかなく、平成21年度に取り崩したら平成22年度には取崩し額は7億727万円しかないことになります。

 

その点について市長に「平成22年度以降はどのように予算を組んでいくのか」と問いました。市長は「平成22年度までは何とかめどがついているが、平成23年度にむけては経常経費の削減等も行なう必要があるし、議会の定数問題などもあるのではないか」という趣旨の発言をしました。執行部が議会の定数に言及したのは私は初めて聞きます。そう言いながら自身の4年に1回の1500万円の退職金について言わないところが、私はどうかと思います。

 

また平成23年度から予算が組めないといいながら、平成21年度予算は財政再建に向けた予算になっているのかもあわせて問いましたが、市長は「財政再建に向けてはこれから~~~」と言っていました。ようするに今回の平成21年度予算はそういう財政再建に向けた抜本的な見直しをしていない中で出したといっても過言ではないことを市長自身が述べたことになります。

 

また経常予算の見直しについて聞くと、「人命にかかわる予算もあるから、切れない部分もある」とも言っていましたが、人命にかかわる予算が244億2207万円全てであったらそうでしょうが、例えばコピー機代や委託料などは人命にかかわりませんし、人命にかかわらない部分での歳出カットは十分には果たしていないと私は思っています。

 

それらの点からも市長自身の財政再建に向けた基本的な方針がないのだろう、と感じざるを得ません。基本的な方針なくしては、予算の選択と集中、そして財政再建への道は切り開かれようはありません。

 

では財政課自身が本当に身を挺して財政再建に向けて執行部や担当課に言って来たのか、というのも問いました。例えば市役所庁舎内の清掃委託料。これに関しては1年間で1627万円の予算をつけています。月に135万円も掃除するだけにかけているのです。

 

これに関して課長は「予算としてあっても、これから入札などで~~」と述べていましたが、事実この清掃委託料に関してはほとんど落札率95%超える状態で落札している状況です。財政課所管の部分だけ見てもこのような状況ですから、本当に財政再建に関して身を挺して取り組んでいるのか、と疑問に感じます。

 

課長自身は「今後(清掃委託料に関しては)見直さなければならないと思っている」と言及しているので、言及したことに関しては今後も追跡していきたいと思います。

 

・・・、と厳しいことを言いましたが、前回の本会議初日でも述べたとおり、このようなことは私に言われるまでもなく、財政課のメンバー全員が分かりきっていることだと思います。例えば今回の市役所庁舎の耐震工事にしても、本来であれば概算で6億円かかるものを、6000万円まで抑えた工事を行ないことにしているなど、財政的な負担の軽減に向けた腐心はとても理解できます。

 

しかし財政課だけではどうしようもないのですから、執行部の意思というのが非常に重要なのです。その部分で基本的な方針と計画、そこでの選択と集中がどうなるか、というところが必須だと思います。

 

また特定農業施設管理基金についても取崩しに関しても他の議員から言及されていました。私自身は財政再建を十分に行なうまでこの手の議論はやってはいけないと思っています。なぜならお金があることが分かっておきながら財政再建に本気で取り組めようはずがないからです。しかも虎の子の貯金を崩して、いよいよ市の貯金をすっからかんにしていいのか、将来の市民に何を残すのかが問われる問題なのです。市長は「徹底して切り詰めることが前提」と述べていましたので、ぜひこの言葉が具体化する方法を取るべきだと思います。

 

この件は意見を付し可決しました。

 

企画課

 

企画課は歳入で9246万円、歳出で5102万円となりました。歳入では産炭地域活性化基金助成金の8000万円がほとんどです。歳出では、第5次総合計画策定経費に382万円、行政評価制度経費に1000万円、ホームページ作成・管理システム(CMS)経費に1000万円予算計上しています。

 

まず第5次総合計画について具体的な計画について質問。担当からは

 

●今年7月までに基本構想を庁内で検討

●今年11月までに将来構想案の決定(だったはず)

●年末以降、基本計画案の構想

●来年2月以降に住民参画について考える

 

といった内容でした。

 

総合計画に関しては、市民との協働が不可欠であることはすでにこれまでも述べてきたとおりですが、今回企画課が示した計画では、すべて決めてしまって最後に「帳面消し」で市民が入って終わり、といった内容としか言えません。

 

市民との協働を述べるなら、基本構想策定時から市民と職員との合同の委員会を立ち上げ、議論を行うことは必要ですが、これでは基本計画まで決まって、どう住民が総合計画に意見が言えるのか、まったく見えてきません。

 

そのための経費であれば、私はコンサルに頼み、もっと増額しても予算計上して取り組みを強化をしても良いと思っています。現在もなお市民が主体的に行政にコミットする機会が田川市にはない中で、この総合計画策定がそのきっかけにぜひなってもらいたい、と強く願っているからこそ、今回の説明はとてもがっかりでした。

 

そもそも市長は「市のことは職員のほうが良く知っている」、総務部長も「まずは基本的な部分を市民にお示ししてから」などを述べていましたが、それはもはや協働ではありません。

  

このことはまた継続してみていこうと思います。

 

続いて行政評価制度の導入に関しては、私もPDCAサイクルの構築が田川市は必要だ、と一般質問でも述べてきたので、ぜひこれは進めていただきたいと思います。しかしこのシステムは企画課にとっても、各課にとっても事務負担は結構かかると思います。これもシステムを構築ししっかり機能すれば1000万円の予算はすぐに取り返せると思っているので、早い導入をすべきと思います。

 

その観点で債務負担行為として平成23年度まで置いていることに関して、もっと早く導入すべきだと私が質問。課長からは「もし早く導入できるなら前倒しも検討する」という発言があったので、ぜひ企画課は平成22年度には全面実施することを目標に取り組んでほしいと思います。

 

この行政評価は、事務の効率化を目的にしているのですが、平成23年度は先ほど財政課でも話があったように、田川市の予算が組めないという厳しい状況に置かれる年です。その少しでも前に、事務の効率化を把握できる状況にすべきだろうし、そもそも確立されたシステムだし、行政評価システムぐらいは市職員の方々の能力で十分使いこなすのは可能でしょうから、ぜひ取り組みを強化してほしいと思います。

 

ホームページ作成・管理システムは本年6月には運用開始をするとのことでした。これもただ導入するだけでは意味がなく、各課が使いこなすこと(技術的にも、掲載内容の充実にも)が必要ですから、その部分について質問しました。技術的にはこれから研修を行うとのことでしたし、掲載内容については各課の課長がチェックする形をとり、できるだけ情報公開を進めるよう、企画課も指導するとのことでした。

 

ぜひ飛躍的に情報量が増えることを期待しています。またその際のホームページのレイアウト自体もかなりやり変えないといけなくなるでしょうから、その部分の変更も必要になると思います。

 

最後に、「広報たがわ」について質問。現在のページ数では、情報量が詰め込みすぎて明らかにレイアウトの面で窮屈だし、十分に情報が掲載されていないと思います。ページ枚数の拡大についても企画課として議論してほしいと要望しました。

 

この件は意見・要望を付し可決されました。

 

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と今日は午前10時から午後7時までずっと委員会があり、その後もいろいろ仕事をしていて、今(25:17)まで書いていましたが、限界に来たので今日はここまでにして、また明日報告をいたします。

 

明日は中学校の卒業式が行われます。

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