総務文教委員会２日目　その１

2009年03月16日

総務文教委員会２日目の詳細をご報告いたします。

会計課

会計課は歳入で１億８６０万円、歳出で１億１７９７万円となっています。歳入は基金利子がほとんどで特に特定農業施設管理基金利子１億１３０万円が特出しています。歳入は同じく基金利子を基金へ積立する為に支出（実際は預け入れ）する資金がほとんどです。

この特定農業施設管理基金はほとんどを地方公募債や国債で運用されており、現在６８億６６２０万円の債券を購入しています。よって利子も１億円以上あるということになっており、もしこの基金を取り崩すとなると、これらの債券を途中解約する必要があるので、元本割れすることになるとのことでした。

特定基金の取り崩し問題は、これから大きな議論になるだろうと思います。しかし改めて言いますが、この議論をしながら財政再建などできっこありません。財政再建への田川市の取り組みははまだまだ必要です。

この件は意見を付し可決しました。

監査事務局

監査事務局は歳入は０円、歳出は２５５万円となっています。歳出は監査委員の報酬２１９万円がほとんどです。

意見としては財務監査ではなく行政監査を実施すべきではないか、と質問。担当からは行政監査も必要であり、また現在の定期監査の回答書の内容が十分でないところがあるのを今後指摘していきたいという意見が出されました。また財政援助団体等（指定管理者等）への監査も計画していくとのことでした。

監査は残念ながら形骸化している部分もありますが、本来は独立機関の監査として大きな権限を有していますし、重要な働きがある部署です。今後包括外部監査や現在市役所OBが独占してきた識見監査委員の選出のあり方なども議論していきたいと思います。

この件は異議なく可決されました。

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