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猪位金小学校卒業式&総務文教委員会詳報 その2

2009年03月17日

今日は猪位金小学校卒業式に来賓参加。猪位金中学校とともに私の母校になります。

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「ぼくたちー!」「わたしたちはー!」と一人ずつが立ってメッセージを言う形式をとっていました。校歌や歌も声が大きく出ていました。中学校の卒業式もそうですが、卒業式ではとても感動する場面に何度も遭遇します。

 

話は変わり・・・

 

総務文教委員会の詳報を以下書きます。

 

教育総務課

 

教育総務課は歳入で445万円、歳出で2億4271万円となっています。教育総務課は主に学校施設の維持管理等を行う部署なので、小中学校の電気代や水道代などがここには入ります。歳出の大きなものは小学校の臨時職員等賃金3896万円、小学校9校分の校舎等修繕料2000万円などです。

 

この中「金川中学校隣接急傾斜地崩壊対策事業」の実施のための設計費委託料に合計1030万円が付いていることを質問。これは金川中学校正面玄関から見て右側の民家と隣接しているところを指しており、教育委員か曰く「長年の懸案」とのことでした。

 

しかし「長年の懸案」の詳細な理由や経過については紹介されたわけではありません。よって私は長年の懸案の中身に基づくもので判断できないということになります。また昭和50年ごろから同じような状況で、崩壊の危険性が極めて高い状況なのか、というのも十分な説明はなく、そもそも設計委託料等だけに1000万円も予算がかかるものなのか、という点についても、十分な説明はないままでした。

 

設計委託料等で1000万円を超えるのですから、もし事業実施となれば1億円近いお金が支出されることも予想されます。他にも耐震工事や中央中学校体育館の建て替えに関する設計委託料と地質調査、耐震工事など、ここは土木課か!?と見間違えるような予算が続きます。

 

一方、中学校のランチサービス方式は当初施設設備等で1000万円近い予算を教育委員会はお願いして、市長部局が40万円程度に激減させていますし、学校教育課の話になりますが、35人学級の実施に関する予算措置などもされてはいません。教材関係の予算なども増額された様子は見られません。

 

なぜこの急傾斜地に関しても公共事業に関連する事業は今後1億円近いお金が付くような予算がこうも安々と予算措置され、学校の機材・教材の充実、遊具の設置、教師が自腹を切らされている紙等の消耗品費等は予算がいくらたってもつけられないのか。なぜ教育総務課なのに、土木課に引けをとらない事業がならんでいるのか。それらの点からも教育委員会、そして執行部の予算配分が明らかに間違っていると感じ、この議案について私は反対をしました。

 

なぜ教育の質を向上するための予算がこうも田川市はつかないのか。本当に腹立たしい気持ちでいっぱいです。

 

しかし最終的には賛成多数で委員会で可決しました。

 

また、「中学校における『ランチサービス方式』の進捗状況について」事務報告がありました。3月16日が締め切りで、その後選考、最終的には3月31日までには決定するということになっています。

 

生徒の安全性が第一とする業者にぜひなっていただきたいと思っています。

 

学校教育課

 

学校教育課は歳入で4575万円、歳出で2億9575万円となっています。大きなものは収入では育英資金貸付金元金収入2185万円、幼稚園の入園料・授業料で460万円などになっています。歳出では小学校要保護・準用保護児童援助事業費4366万円、中学校要保護・準用保護生徒援助事業費2356万円、臨時職員等賃金・特別支援教育支援員賃金で2285万円などが主なものです。

 

まず中学校のパソコンリースに関しては、総務防災課のもっているパソコンリースのリース料などを十分に参考にして予算執行をすべきと意見を述べました。

 

また学校教育課では来年度から「幼稚園教育審議会」というものを設置します(そのための予算計上は12万5千円)。目標は「幼稚園教育のあり方について調査・研究を行い、具体的な幼児教育の振興策を模索する」と書いていますが、具体的には幼稚園と保育園との一体化、小学校との連携や、市立幼稚園2園の休園・廃園や合併等も含めた組織問題などが論議されるとのことでした。

 

この審議委員の人選については具体的にどういう形か決まっていませんし、具体的な話はこれからみたいです。しかし市立幼稚園の組織問題はこれもまたふって沸いたようにでてきたものです。保育園が民営化ができなかったから次は幼稚園か!?とかんぐって考えてしまいます。

 

 

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