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炭坑住宅、どう保存するか

2009年03月21日

今日は社民党福岡県連合が主催する政策勉強会「渕上塾」に参加。講師は福留久大九州大学名誉教授で、経済問題を中心に講義を聞きました。久保田実生添田町議も一緒です。

 

我々社民党にとっても私自身にとっても経済問題は弱い部分です。だからこそしっかり勉強し、身につけていかねければなりません。

 

話は変わり・・・

 

田川市の炭坑住宅の保存に関して、西日本新聞の社説が言及しています。以下は引用です。

 

 私たちの足元を、いま一度見渡したらどうだろう。復元だけでなく、消えゆく運命の貴重な遺産もアイデア次第で残せるのではないか。

 かつて炭鉱があった福岡県田川市で、当時の生活をしのばせる炭鉱住宅の保存問題が起きている。世界遺産の暫定リスト入りした「九州・山口の近代産業遺産群」に関係する貴重な資産として、田川市は取り壊す予定を先送りする検討に入った。今後、国、県と協議するという。

 ただ、永久保存となると多額の予算が必要となる。市としても頭の痛いところだろうが、慎重に結論を出してほしい。

 次の世代への貴重な遺産としたい-。熊本市は、そのために募金制度「一口城主」という手法にたどり着いた。

 一口城主に応じた人たちの中には、城復元という目的がはっきりしていることに共感を覚えた人も少なくないはずだ。そこには、文化遺産に対する思いをくみ取ることもできる。熊本城復元への市の熱意と発想に学びたい。

=2009/03/21付 西日本新聞朝刊=

(引用終了)

 

ここで言う炭坑住宅は田川市美術館下にある松原第一地区の炭坑住宅を指しています。保存には田川市の試算では1億5千万円かかると言われています。おそらく行政でこのお金を支出するのは無理ですし、そもそも不良住宅の解体などに関する法律に基づいて取り壊す予定になっていることから、法律上のハードルも越えなければなりません。

 

市民の手で残せないものか、いろんな方法を模索しなければなりません。

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