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清掃施設組合監査&田川市立後藤寺幼稚園耐震診断で危険と分かる

2009年10月09日

今日、夜にプールで泳いでいたら、知人にばったりお会いしました。

 

「ブログいつも見てるよ」と言われ、その後もいろんな話が弾みました。この方はブログがきっかけでお知り合いになった方です。

 

先日もある議員から「2日ブログを書いていないとがっかりする」と言われました。ある職員からも「ブログに書いた〇〇というのは私はこう思う」と言われ、その後も色んな話で盛り上がりましたし、先日歩いていたときに、初めてお会いする方に「佐々木議員ですよね??」と声をかけられ、その後「ブログを知人から紹介され見ています!頑張ってください」と激励されました。

 

夏ぐらいから徐々に閲覧者も増え、9月以降は平均で300名(ダブルカウントなし)ぐらいの方々がご覧になっています。

 

改めて、見られているのだ!ということを自覚すると同時に、もっと多くの市民に田川市のこと、その中で議員が何をしているかということ等について知ってもらうブログになればと思っています。

 

「日進月歩」頑張って参ります(^^)

 

話は変わり・・・ 

 

今日は10時より田川地区清掃施設組合監査を行いました。今回は田川市川崎町清掃センターの焼却炉に関する部品交換の製品検査でした。

 

まず入札に関しては、新たな方式をとることでこれまでよりずっと安い単価での購入を行ったとの報告がありました。

 

「だったら今までは何だったんだ」という思いもしますが、職員の方々が率先して入札改革・物品納入改革を行い、実施しようという姿勢がとても感じることもできました。

 

しかし今回の部品以外にも、入札方法や納入方法の再検討で大きく金額が下がる事例がまだまだ田川地区清掃施設組合にはあると思います。その点は行政監査を実施することが決まっていますので、今後私もしっかり調べてみますが、職員の方々もぜひ積極的に検討し、今回のような結果を出してもらいたいと思います。

 

私が田川地区清掃施設組合に関して入札問題を口酸っぱく言っているのは、もちろん税金の無駄遣いをなくすのが第1の目標ですが、それと同時に職員自体に恣意性を挟まず、法律や制度に則った行政運営を行ってもらいたいという点と、職員以外の方々による圧力などによって運営が歪曲されることのないよう、仕組みや職員意識を変革しなければならないと強く思っているからです。

 

事実、田川地区清掃施設組合では職員が町議会議員に最低制限価格をもらし、町議会議員は数百万円のお金をもらうという事件が発生しています。また昨年はダイオキシンを基準以上に排出しながら隠蔽していたという事件も引き起こしています。

 

職員にとっては特に罪悪感があってしたことではないにしても、また罪悪感があっても町議から言われたから仕方なく、としても、それが大事件や逮捕まで発展していくことをこの2つの事件は物語っています。もはや前例をただなんとなくやっているようでは、大事件になったり、逮捕までされる危険性がある場合もある、ということを職員の方々は早く知るべきです。

 

このように入札改革は、税金の無駄遣いをなくすだけではなく、田川地区清掃施設組合への住民の不振に誠実に応えていくためにも、そしてそこに働く職員の方々が、まっとうに仕事のできる環境にしていくためにも、とても重要な出発点だと私は思っています。変わろうと努力されている職員の方々もたくさんいるからこそ、入札改革をはじめとした組織改革をもっと前進させていってもらいたいと切に願っています。

 

話は変わり・・・

 

今日の新聞でお知りになった方もいるかと思いますが、田川市立後藤寺幼稚園の園舎が耐震測定が不能となっており、急遽隣接している田川市立後藤寺小学校へ園児を移動させるという問題が発生しました。

 

8日の本会議後、まずは正副議長と総務文教委員会委員長と副委員長(私)の4名に説明、その後総務文教委員全員に説明後、保護者説明が行われ、記者発表となりました。 

 

耐震診断の概要としては、

 

①昭和48年当時の建築基準には適合した設計であったが、現在の建築基準には適合しない。

②建物の構造上に問題があり、現時点でのIs値の測定は不能。

 

とのことでした。

 

この中の②は、具体的には、本来設計図にあるはずの筋交いなどが入っていない、いわゆる手抜き工事だったとのことでした。

 

今までの経過としては

 

10月6日(火) 10時  業者から耐震診断結果報告書が提出される。

          16時  臨時教育委員会を開催(報告・審議・方針決定)

          17時  後藤寺幼稚園長、後藤寺小学校長と協議

10月7日(水)       保護者説明会開催案内通知

10月8日(木) 14時  保護者説明会開催

                (耐震診断結果・移転先・移転日等)

 

となっています。

 

しかしこの日程に疑問があります。まず診断している最中に設計上あるはずの筋交いがないということを耐震診断測定業者は知っているのですから、当然結果報告書が出る前に教育委員会に何らかの報告をしているはずです。しかしここでは結果が出て初めて知ったような対応をしています。この点について十分な説明が求められます。

 

今後の予定としては、

 

10月11日(日)         後藤寺幼稚園運動会

10月13日(火)・14日(水)  運動会の代休

10月15日(木)・16日(金)  臨時休園(移転作業)

10月19日(月)         後藤寺小学校校舎で授業再開

 

となっています。臨時休園となれば保護者の負担はとても重くなるでしょうし、心配も増すと思います。

 

今後の教育委員会の方針としては

 

①平成22年度の園児募集は通常通り行う。

②当面は後藤寺小学校で運営し、今後については教育委員会で検討を行い、市長部局とも協議を行っていく。

③田川市幼児教育審議会の意見も聞いていく。

 

とあります。ぜひ総務文教委員会の意見も聞いてもらいたいところです。 

 

しかしここでも新聞記事では「来年度の園児募集は未定」や「来年度の園児募集も中止を含め検討する」と報道されています。これは議会に説明したのと全く違う内容であり、もし執行部がこのように記者会見を行ったとすれば、大いに問題です。

 

なぜならもしこの新聞記事を見た来年後藤寺幼稚園に入れようかと考えている保護者からしたら「あぁもう閉園するんだ」と考えてしまう可能性が十分にあるからです。もちろんこのことは現在子供を預けている保護者の方々にも言えることです。このような記者会見を本当に行ったとすれば、意図的に議会の説明と違うことを流した、と言われかねない問題です。

 

そして何よりも保護者に十分な説明を行ったのか、保護者への心配解消への手だてを今後取るようにしているのか、等が一番気になります。十分その点は教育委員会が責任を持って対処をすべきです。

 

私も田川市幼児教育審議会の副会長になっており、今月中に急遽幼児教育審議会を開催することも決まっています。

 

後藤寺幼稚園は、田川市立の幼稚園として現に存在し、園児も通っています。である以上、早急に園児の負担や保護者の不安、そして田川市立幼稚園としての責任という点から耐震補修や新築を早急に検討し実施すべきです。

 

「市にお金がない」とか言うかもしれませんが、万年池という沼に数億円を突っ込み、パソコンの入れ替えだけに1億円も予算を付けることのできる田川市なのですから、市立幼稚園の園舎に使うお金はないとは言えません

 

事実、すべての箇所に置いてIS値が測定不能というわけではないとのことでしたので、事実上4歳児・5歳児とも1クラスの状態であることからも、まずはその部分だけでも耐震補強を行えば良いのではないでしょうか。

 

私も早急にいろいろ調べてみようと思います。

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