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なぜ議員は資産公開しなければならないのか?

2010年08月11日

 先日、市長等特別職および田川市議会議員の資産報告書の審査が行われ、その答申がありました。田川市議会議員には本人と配偶者に毎年1月1日現在の資産報告を提出することが義務づけられており、私も提出しています。

 

 しかし、なぜ議員だからといって財布の中身の全てを報告しなくてはならないのかが、十分に理解できていません。政治家は高い倫理性を持つのはもちろんですが、それと資産公開はどうもリンクしないように感じます。特に資産は個人情報の最たる情報です。時代が変わり個人情報保護に関する規定も強化されている現在、もう一度この資産公開について根本的になぜ必要なのか、どのような効果があるのかを知りたいと思っています。私なりにも勉強していきたいと思います。

 

 なお、議員の平均資産は3000万円とありますが、もちろん私はそのような資産は保有していません。以下は新聞の引用です。

 

 田川市:市長、市議らの資産報告書「ほぼ問題ない」 政倫審答申/福岡

 田川市政治倫理審査会(会長・古橋啓介県立大教授、6人)は10日、政治倫理条例に基づき、伊藤信勝市長や市議、各配偶者の計45人の10年度資産報告書の審査結果を答申した。税滞納はなく、出資・貸付金に一部証明資料のない議員がいたほかはおおむね報告に問題はなかったとした。

 報告書によると、市長の資産は土地・建物、預貯金など約1904万円(前年比約43万円増)で、09年の給与・報酬は約1317万円。議員(22人)の平均資産は約3108万円で、1000万円以上は12人。最高額は2億833万円だった。

 議員の自動車保有については「該当なし」が10人と約半数。うち1人は資産が「預貯金2万7780円」だけ。別の1人は「預貯金12円」と申告していた。審査会は「制度で求められていない」として、それ以上の実態調査はしていない。

 古橋会長は「資産が家族名義になっている人もいるようだが、プライバシーの問題もある。制度をこれ以上整備する必要性は感じない」と話している。

 市は9月1日から市民を対象に資産報告書を公開する。閲覧には印鑑が必要。市長、副市長、教育長については市人事課、市議については議会事務局へ。【林田雅浩】

〔筑豊版〕

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