本文の始まりです

猪位金診療所再開・防災訓練実施へ

2012年09月11日

 一般質問が終わりました。

 

Img_7934

 まず防災体制においては、市立病院の防災計画、同マニュアルについては、防災計画については10月までに作成可能としつつも、同マニュアルは結局できていないということが分かりました。3月議会の一般質問で、市立病院側は、「10がつまでにきちっと作成する」と明言していたのも関わらず、このような状況はやはりいけないと感じます。

 

 

 

 また市立病院猪位金診療所については今後再開する予定を明言しました。ただし「医師が見つかれば」ときわめてあいまいな表現で終わらせています。地元に説明もなく7年間「放置」していながら、このような発言はどうかと思います。また事業管理者はなにかにつけ「いま精一杯やってる」と免罪符のように言い続けています。その姿勢もいつまでおとりになるのだろう、と思うのです。いずれにせよ猪位金診療所の再開の見通しを明言したので、今後私も地元の方々にその旨を説明していきたいと思います。

 

 

 

 田川市の自主防災組織の設置については、執行部はまず校区全体の自主防災組織をつくり、その後各行政区事の自主防災組織を立ち上げることを明言しました。これまでこの自主防災組織の設置についてはのべ8名の議員が設置を求め、そのたびに執行部も設置したいと述べていますが、現在までに鎮西・伊田の2校区しか設置しておらず、しかも1校区50万円かけて購入した防災グッズは特にそれらを使う講習も行うことなく渡しているだけで、しかもしかも残りの6校区に渡す予定の防災グッズは倉庫にしまっているという状況です。

 

 

 

 副市長からも「早急に対応する」と明言があったので、今後の早急な対応をまた聞いていこうと思います。

 

 

 

 また防災訓練に関しては平成7年、それも輪番で回ってくる福岡県の災害訓練の実施以後、特に市主催の防災訓練は行っていないことが明らかとなりました。市長は防災訓練の実施について「行っていく」と明言がありましたので、今後防災訓練の実施にむけた取り組みを形にして頂きたいと思っています。

 

 伊田幼稚園、中央保育所・子育て支援センターの新園建設後の跡地利用について、児童館の設置を求めたとところ、検討なし、という回答でした。しかし前回答弁のあった「伊田小学校・県立大学に隣接しているという特性を生かした利用」については、なんら明言がありませんでした。また中央保育所・子育て支援センターについては市民生活部長から子育て関連施設への転用が示されました。新たな取り組みについても言及があったので、今後また聞いていこうと思います。

 

 船尾小学校跡地については、教育委員会から現状では検討がないので早急に検討し、場合によっては市長部局に移管することが報告されました。もしそうなった場合について副市長は「早急に跡地利用を考える」と述べていますので、今後に期待しようと思います。

 

 

 志縁組織の活用と地域おこし協力隊については、時間の関係で答弁も十分ではなかったのですが、津屋崎ブランチや大刀洗の事例は有効な手段としてとらえており、研究したい、とのべましたので、また担当課と話をしながら、取り組みの強化をお願いしていこうと思います。

 

 概要としては以上ですが、まず質問数を詰め込んだのが失敗でした。そして猪位金診療所の再開を明言するというのはとても意外でした。児童館などのゼロ回答など残念なところもありますが、明確になったところもあるので、今後も継続して聞いていこうと思っています。

カテゴリー

月刊アーカイブ

福岡県議会議員
佐々木まこと事務所

〒825-0002 福岡県田川市大字伊田4510-6
→アクセス

TEL 0947-85-9015

[受付] 9:00〜17:00 月〜金(日・祝日休)

FAX 0947-85-9007

[受付] 24時間・365日OK

メールでのお問い合わせ

  • LINE公式アカウント