本文の始まりです

私が社民党公認で立候補を決意しているワケ

2006年10月02日

ここに来ている人はもちろん知っているでしょうが

私は

社民党公認で市議選に立候補を決意しています。

とっいっても、25歳で社民党公認の議員候補なんぞ、日本広しといえども私と千葉市の亀井琢磨君ぐらいです。

6万人もいる自治体議員で2人!!なんとも貴重な存在です。

ちなみにもっと貴重なのは久保田実生添田町議。40代以下の社民党町議としては全国唯一。もう一度言います、全国唯一です(うーーん、こんな貴重な人材を発掘した俺はすごい!!) 。

なので、同じ左派陣営の日本共産党青年部の民主青年同盟や、議員候補などを見ていたら質・量とも桁違いで、京都にいたときは、かなり切なくなっていました。。。

そんな私と社民党との出会いは祖父は社会党専従、両親も社会党員、しかも父は社会党市議という存在からです。なので、出発点は単なる「社民党好き」からなんですよね。

しかし、市議選に立候補を決意して、ミニ集会や挨拶回りをこなしていくなかで、または安倍政権の誕生による教育基本法改悪などを聞きながら、この地域に暮らし、そしてこの時代に生きている私に課せられているものをとても感じるようになりました。

私が市議選に臨む田川市は、福岡県内では「恐ろしい地域」で名前が通っています。

それはなぜか!?

広域暴力団本部の存在、生活保護率日本一、奇怪な事件の数々、覚醒剤検挙率の多さ・・・、あげればキリがないぐらいです。

正直、我々革新勢力もこの問題を根本的に解決していないという点では、大きな問題があると思います。なにせ、革新首長や多くの自治体議員を出し、今も全国有数の社民党の強い地域であり、政治的な役割はとても大きかったのですから。

その問題を真摯に反省するためにも、そして田川に私はこの地域に暮らすなかで、先の問題を真正面に向きあい、そして解決するための手法をなんとしてもつくりたいと思っています。

生活保護の適正化は、必要な方にはしっかり手をさしのべながら、不法行為に対する厳しい態度で望む必要があるでしょう。覚醒剤は前に田川の検察関係者から聞いたときは、人口比で現在全国平均の5倍以上の検挙者数があるとのことでした。これは明らかに暴力団との関係性があるのであり、その点では警察機関の徹底した取り締まり等も強化するよう要望しなければなりません。

私には、幸いといっていいのか、しがらみというものありません。しかも社民党です。闇の世界の人々と手を触っただけで政治生命は終わってしまいます。なので「なぜ社民党からなの?」と聞かれたときはまず「品質保証と思って下さい」と言います(ほんとか!?とつっこまないで下さいね(^^; )。

それ以外にも、様々な方々と話を聞いていて「政策と政策の間にはかなりのすき間がある」ということも知りました。

例えば、子供の予防注射で計3回打たなければならないが、その回数も3回しかなく、一度でも風邪などで休んでしまうとあとは自費で病院に行かなければならない、という事例と聞きました。これなんて、予備日を1日つくれば済む話しです。

ほかにもこんな事例を数多く聞きました。このことは、現場にいる、地元にいる地域の人々だからこそ分かることであり、その点では市民と対話することの重要性を再認識しました。また現場の重要性、そしてそこにおける机上の論理のはかなさも身にしみました。

自治体議員は、予算執行権も人事権もありません。政策形成はもちろん求められますが、私は上記の経験からも、まずは政策と政策との間にある「すき間」を埋める作業こそ、自治体議員に求められている事ではないかと今は考えています。

ということで、佐々木まことは「ニッチ議員」をめざしたいと思っています。

では、現在の憲法などの問題について・・・

今ある憲法は、第二次世界大戦で多くの人を犠牲にした上にできたものです。103条からなる日本国の最高法規は、この犠牲と未来への大いなる創造を胸につくられたものです。

私はこの頃のマスコミを見ながら急に恐怖を覚えることがあります。

前に防衛庁長官をしていた石破という議員が、「日本も血を流さなくていいのか」なんぞ言っていました。

というおまえは決して血を流す場所には行かないだろ!とつっこんでしまいました。

そう、戦争に行くのは議員のおっさんではなく、私達の世代なんです。

しかもこのことは遠い昔話ではなく、私達の祖父母の時代には現実に起きていた事実です。実際私の祖父の兄弟は、戦争でも亡くなっており、また、長崎の原爆で一家5名が亡くなり、その後探しに行った親戚もまた二次被爆でなくなっています。

防衛は、軍隊だけで守るものではありません。外交はもちろんのこと、経済、文化でも国を守ることは出来ます。

そのための努力を行わずに、そして先の日本の愚行に向き合わずに、軍隊による防衛をことさらに言うことの先に見えるものは、破壊されたまちと、私が銃を持っている姿でしょう。

私は今この時代に生きている日本人として、今、この憲法をあおぐ日本人として、この憲法をいかす政治をつくることこそ、平和な未来を子孫に残す一歩だと考えています。

社民党はそのような政治をする上で、最も行動力のある、また多くの仲間を受け入れやすい政党だと思っています。もちろん改革すべき点は数多くありますが・・・。

こんな思いで日進月歩がんばる「佐々木まこと」をこれからもどうぞよろしくお願い致します。

なんか、思いを書きたくて夜中1時過ぎまで書いていました・・・。明日の仕事はきつかろうなあ。。。

カテゴリー

月刊アーカイブ

福岡県議会議員
佐々木まこと事務所

〒825-0002 福岡県田川市大字伊田4510-6
→アクセス

TEL 0947-85-9015

[受付] 9:00〜17:00 月〜金(日・祝日休)

FAX 0947-85-9007

[受付] 24時間・365日OK

メールでのお問い合わせ

  • LINE公式アカウント