本文の始まりです

「京都・美山健康会事件」を読んで

2006年03月04日

昨日の夜は、夜中まである本を夢中になって読んでいました。

その本とは

京都・美山健康会事件  地方権力の闇を暴く

というものです。

これは、京都府美山町(地方自治をかじっている人や京都のことに詳しい人なら、茅葺き民家で有名な所です)の美山健康会という医療団体を舞台に、「過疎の町を牛耳っている者と、食いものにしている者たち-。京都の山奥にある医療法人を舞台とした、地方権力との101日間の戦いの実録。その事件の内容をすべて明らかにする」した実話のドキュメントです。

私の大学の先生の研究室になにげにおいていて、ちょっとだけさわりを読んだらかなりはまってしまい、先日本屋で購入し読みました。

簡単に言えば、美山健康会では過去に多くの不正経理を行っていて、それを新米理事長の医師とその友人のジャーナリストが気づき追求していくというものです。

この本自体の読み物としてのクオリティの高さもさることながら、このような問題は特に地域ボス支配が温存している私の住んでいる所も含めた過疎地域では、大なり小なりある問題です。

その中で私がこの本を読んで痛烈に感じたのが、「もし自分が今回の本と同じような不正に気づいたとき、どのような行動をとるか」ということでした。これからも社民党という立場から政治の世界で頑張ろうと思っている自分にとって、この問題に対する答えは必ず準備しないといけません。それだけにこの問いに対して夜中なのにかなり悩みました。

実際、自分の地元の田川地域は政治的課題は山積しています。そしてその政治的課題には数々の真っ黒なカオスのような世界が存在してます。その中身を見たことはありませんが、確実にあるのは事実です。

もちろんそのことを見ないでも政治運動は可能でしょう。うまく付き合って行くことも出来ます。しかし、そう思っている限りでは、市民の税金を特定の個人が食い物にする状況は温存し、時に肥大化することは確実です。

いろいろいいましたが、ようするに

そのような問題に私=佐々木允はどう立ち向かうのか

ということです。これまで政治というものをかじってきて、正義が勝たないことも知ってきましたし、またこのいうたぐいの問題を本気で立ち向かうには、様々な危険を覚悟する必要もあります。

あと、今日は久々に幼なじみと会いました。彼女はすでに数年働いていて、立派に社会人でした。無駄に学生生活した自分と輝き方が違うなあ、とつくづく思いました。まあ、今から必死で自分を磨いていきますよ。

夜は、地元の青年団の総会。といっても壮年団状態ですけどね。

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