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社民党九ブロ自治体議員団集会1日目

2008年08月18日

今日は午後より

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「社民党関連自治体議員団九州ブロック会議第11回政策研究集会」に出席するために佐賀市へ。久しぶりの佐賀です。

 

全九州から自治体議員が約110名が参加。その倍以上の自治体議員を抱えていますので、改めてまだまだ九州は多いな、と思いました。

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古川佐賀県知事も来賓でご挨拶をされました。かなり若いな、という印象でしたしやはり話がうまいなあ、と思いました。ちなみに沖縄県に出向していたときは県職労の執行委員をされていたそうです。

  

記念講演では、国立病院機構長崎病院の森俊介先からの医療問題の問題提起がありました。森先生も学生運動の経験から、その後地域医療に携わり、町立の赤字病院を黒字にし自治大臣表彰を受けられ、現在勤めている国立長崎病院でも年間5億の赤字から黒字に転換したとのことでした。

 

しかしトップダウンの形式はとらず、年間100回以上職員、地域住民などと「オルグ」を重ね、問題点の議論、方向性の意思疎通などを議論したそうです。

 

特に印象的だったのは入院患者と栄養士を「団体交渉」させ、そこで入院患者が食事の味に関し厳しく追求した、という話でした。そのときは栄養士も涙を流すぐらい大変だったそうですが、今では食事に関してはかなり改善をされたとおっしゃっていました。やはり職員との一体感、連帯感は重要だ、と改めて感じました。

 

また福祉と医療との連携が密でないことや、地域の医療体制について体系的に自治体は議論すべきとおっしゃっていました。

 

田川市も田川市立病院という地域の中核病院を抱えています。ここも年間数億円の赤字を出している施設です。しかし我々自治体議員も職員も執行部も「赤字はしょうがない」と思っているところがあるのではないでしょうか。先進的な事例を元に、田川市立病院の課題や今後についてもっと真剣に議論すべきだな、と強く感じました。特に改善すべき点について全ての職員が知恵を出す機会をつくることは急務だと思います。

 

その後は分科会。私は第5分科会「議員活動と党組織強化」に参加しました。発表は明日です。

 

ここではいろんな議論がされましたが、特に後継者をどう擁立していくのかに議論が収斂されました。「後継者がいない」という悩みです。これまでは労働組合という養成機関があり、そこで訓練された人が社会党・社民党の自治体議員になっていきました。しかし現在はそれを望むことはできません。

 

現在九州にいる青年議員・40代議員は1名を除きすべて労組出身ではない人です。労組外に広く人材を求めることがこれからの社民党の大きな課題ではないかと思っています。

 

その後は懇親会。6月に沖縄県議選に当選した仲村未央県議、照屋大河県議、また81歳の現役市議である下平伊万里市議などを再開し、交流を深めました。2次会も若手議員で飲み会をしワイワイ言いました。

 

しかし肝心の写真を撮るのをわすれてしまいました・・・。明日はたくさんとってここに掲載しようと思います。

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