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私が書いた修士論文は

2006年03月09日

今日は、一日地元にいて勉強や作業をしていました。

今日の夜は、地元の「平和憲法をいかす会」の講演会があります。

この頃、「佐々木の修士論文はどのようなものを書いたのか?」と何人から言われました。実はこのブログにも、どのような内容を書いたのかは載せていませんでした。

て、なんか気恥ずかしいでしょ

でも、これまでのブログでさんざん修士論文について述べていたので、説明責任(?)として簡単に内容を書きますね。

修士論文のタイトルは

「介護保険制度における広域連合の諸問題

 -福岡県介護保険広域連合を事例として-」

です。

ごくごく簡単言えば、介護保険運営は国民健康保険と同じく市町村単位(市町村が保険者)になっています。しかし、小規模の市町村の場合、財政規模も小さいため、財政の安定性が担保されないという不安材料がありました。そのために、複数の市町村が連合体になって一緒に財政も運営も行い、財政の安定化などを行います。その一つの制度として「広域連合」というのがあります。

この介護保険の広域化に関して、旧自治省・旧厚生省とも推進の立場で様々なメリットを提示します。

しかし、現在福岡県介護保険広域連合などの事例を見る限り、旧自治省・旧厚生省が述べてきたメリットとは逆の方向に進んでしまいます。それを制度面、数値面、理論面などから検証していくものです。

ようするに、

国にたてついた論文なんですね。

これまで、介護保険制度の広域化に関しては体系的論文がほとんどない中だったので、個人的には論文としての価値は一定担保していると思っています。

と自慢げに言ってはいますが(笑)、恥ずかしくてあまり周りに見せていません。やっぱり自分が一番知っていますから、論文の「穴」も分かっているんですよね。

さて、そろそろ講演会に行く準備をします。

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